mixiユーザー(id:5995481)

2017年06月28日19:34

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6月28日はサラエボ事件から103年目

1914年の6月28日だからね。
オーストリア・ハプスブルグ家の皇位継承者夫妻が
サラエボで撃ち殺されたのは。

ナポレオン戦役後からの近世の終焉にして
今も続く現代の始まり。
その扉を(むりやり)開いた
もっとも(事件後のその後で)被害者が多く出た暗殺事件。

第二次世界大戦は第一次世界大戦の続編だし
ここから派生して未だ解決しない問題もある。

バルカン半島問題とか中東アラブの諸問題とか。

実行犯の「ガブリロ・プリンツィプ」は第一次世界大戦終戦間際に
刑務所の中で結核拗らせて死んだ(犯行時未成年だったから懲役20年だと)。

その黒幕たるセルビア王国陸軍軍人
ドラグーティン・ディミトリエビッチは
1917年6月27日(24日説もある)に当のセルビア陸軍によって
銃殺刑に処された。

どっちも自分がやらかした事の顛末を知らぬまま
惨めに死んでいったことになる。


今、戦争を望んでいるというか、戦争に期待をかけている論調が目立ってきている。
もちろん、侵略そのものを望んでいるのではなく
外国からの軍事的侵略から祖国を守れ、的な論調のように思えるが
戦争を望んでいる、待望している点がどんどん膨らんでいるような気がする。

でだ、「望んでいた」戦争が発生して生きながらえたとき
彼らはどんな最後を遂げるのだろうか?

放射線障害で苦しむのか
飲み食い出来ずに場末の路上で野垂死ぬのか
純然たる「戦争被害者」に叩きのめされるのか
病院のベッドの上でチューブに繋がっているのか
病院にも行けずに部屋の中でのたうち回ってるのか

それは誰にもわからない

ただ、期待をかけた戦争で願いが叶うと言う事は、まずない。

嫌いと思っていた異民族が滅んだり没落するわけでもなく
知性を「振りかざしていた」者がいなくなるわけでもなく
ましてや、世界の富を独り占めできることもなく

結局、願いはなにひとつ叶っちゃいなかった、ということに気づいて
恨み辛みをグチグチ言いながら...
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