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2017年09月20日09:11

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皇太子殿下が名誉団員〜俊友会管弦楽団が札幌公演


「ススキーノと共に」のゲストは11月4日にキタラ大ホールで行われるベートーベン「交響曲第九番」を演奏する東京の社会人オーケストラ「俊友会管弦楽団」の団長・辻本光邦さんでした。<ススキーノ・本間克明さんから紹介>

1961年留萌市生まれ。56歳。
中学2年でトランペットを始めて、留萌高校でも吹奏楽部。

東京外国語大学に入学して学内オーケストラでトランペットに励み、卒業して大手通信会社の海外部門、マイクロソフトなど外資系企業で経営責任者や役員など経験を積み、2010年に株式会社「 インサイトパワーズ」を設立して、企業の管理者への教育研修の企画提案、自ら講師で出向くこともあるという多忙なビジネスマン。

しかし、これまでトランペットだけは手放さず、都内のいくつかの社会人オーケストラを経て、1996年に「俊友会管弦楽団」に入団しました。

このオーケストラは1983年に結成され、創立者の故・堤俊作さん(1989年〜1992年札響指揮者)の指導のもとで研鑽を積み、58回の定演や8回の特別演奏会、ウィーンの海外公演も成功させ、皇太子殿下も名誉団員としてヴィオラで6回も演奏参加されたことでも知られている名門です。

2015年の忘年会の席上で現指揮者・御法川雄矢さん(岩見沢市出身で堤さんの愛弟子)と団長の辻本さんが「北海道に演奏旅行に行こう」と呼びかけたことがきつかけで、2016年の総会で正式に決定したのです。

しかもベートーベンの「交響曲第九番」ですから、特別合唱団員は札幌で募集し、合唱指揮は上田 哲さん(ススキーノ副指揮者)、ソリストもソプラノ・中江早希さん(鷹栖町出身)、アルト・松田久美さん(室蘭市出身)、テノール・小笠原一規さん(帯広市出身)、バリトン・大野浩司さん(札幌市出身)と全員が道内出身の豪華な顔ぶれのプロが集まりました。
また、「第九」と共に演奏するモーツアルトの「協奏交響曲」のヴァイオリンはN響の森田昌弘さん(紋別市出身)です。

超ハードな会社経営をこなしながら、80人に及ぶ俊友会管弦楽団の札幌演奏会に奔走する辻本さんにとって「音楽とは?」と聞くと、「創立者・堤 俊作さんは『音楽にプロもアマもない』という妥協しない姿勢で接してきました。
その中で培われた音楽への価値観を受け継いでいきたいです。
よく俊友会管弦楽団の人は家族のようだと外部の方から言われますが、それはやはり堤さんに音楽を学んだからであろうと思います。
厳しい中にも助けあう家族のような環境を創り新たな団員を迎え入れていきたいです」と柔和な笑顔でした。

11月4日のキタラホールには「札幌に住む実母や妹、東京からも弟が駆けつけてくれるのが楽しみです」と話してくれました。
※チケットは全席自由:2000円<キタラチケットセンター・電話予約:011−520−1234>






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