食玩Ｇフレーム２弾　ドム　ガイア大尉機　制作日記

バンダイの食玩、Ｇフレーム２弾のドムです。
プロポーションの変更はしていませんが、あちこち細々と手を入れています。
安彦良和っぽい もやもやカラーリングに、大河原邦男イラストの哀戦士ポスターのマーキングを参考にして、黒い三連星ガイア大尉の機体に仕上げました。


まずは素組み。


固定ポーズ用スタンドに外装がセットのタイプＡ。
可動フレームに武器と胸像がセットのタイプＢ。
合わせて１０００円ほどの食玩です。
なかなかスタイルも良く、よく動くし、カッコいいのですが、こんだけ素性が良いと、少し塗ってやろうかと思う訳で。

そんなわけで、合わせ目を消して塗装するついでに、マイミクさんから教えてもらった「こちらを見つめるフィギュア」に改造することに。
というのも、このドム。モノアイが空洞になってるんですよね。
奥にピンが差してあって、その先端がピンクに塗ってあってモノアイ表現されているんです。
そこで、ピンを取っ払って、穴の底を成形したら黒で塗って、モノアイのシールを貼って作業終了です。簡単♪
要するに、視線が追っかけてくるトリックアートをやってるわけです。
光の当たり具合で見えにくいのですが、まぁ、小さいので電飾とか仕込んで沼っても仕方ないので、これで。


目立つロケットバズーカと肩アーマーの合わせ目を消したり、肉抜き穴やゲート跡を成形したり、ちょっとポーズを変えると弛むスネアーマーを接着したり、基本的な作業をしつつ、同時に塗っていきます。

塗料はＭｒカラーの一本槍です。
黒部分は、成形色に２番ブラックをガンダムカラー８番ＭＳパープルで汚しています。
紫部分は、成形色に６７番パープルを６３番ピンクで汚しています。
赤部分は、塗装済みの赤の上からＧＸ３番ハーマンレッドを塗っています。
灰色部分は、１４番ネイビーブルーを下地に３２番軍艦色（２）で影を残して塗っています。
黄色部分は、ＧＸ４番キアライエローです。
拡散ビーム砲は、５９番オレンジでスミ入れしています。
赤や白のラインは、ハセガワのフィニッシュシートを細切りしたものを貼っています。
マーキング部分は、ガンダムデカールやシールを貼って仕上げています。

普段の制作日記とは順番が逆ですが、改造したところを。
というのも、腕や太もも裏を塞いで、モノアイを改造して、ひとまず完成させたのですが、いろいろと気になるとこがあって手直ししたんですよね。最初からやっとけば良かった。（爆）

まず、
このキット、二の腕と太ももの後ろが何もないんですよ。
パーツ点数を少なくするための設計なので仕方ないのですが、塗装とかしちゃうと気になっちゃうんですよね。
二の腕の方はプラ板で塞いで、太ももの方はグリモアの太ももが同じ幅だったので切り取って貼りつけました。
で、
肩アーマー内部の接続ピンが目立つので取っ払って、プラ板で内部アーマーを追加。
スカート内部に３連ブースターを設置。
背部バーニヤが、金型の抜きの関係で余分なものが付いているので、削り飛ばし。
手首はスカスカだったので、隙間埋めのリングを挟みました。
ヒートサーベルは、角棒だったので、丸く成形。
こんな感じで、気になったとこは ひと通り手を入れてあります。
なお、ＡＢＳのキットなので、改造にはＡＢＳの接着剤と瞬間接着剤は必須です。

さて、
完成写真をズラズラと。







ミニプラ、スーパーミニプラなんか、ここ数年で驚異的な完成度になっていますが、Ｇフレームも負けてませんね。
神キットの類ですよ。これは。