先日、こんな作品に出会いました。
増田英二さんの作品『週刊少年ハチ』(秋田書店)
少年の頃から漫画に描かれているような
“主人公”になりたかった八坂八起は
いわゆるどこにでもいる平凡な少年で、
野球で主人公になろうとするも、
高校野球で甲子園を目指すもレギュラーにもなれず・・・
そんな八起は父親を説得して、
漫画の専門学校 鬼ヶ浜まんが学園へ入学します。
画力はあまりないのですが、
熱血だけは誰にも負けない・・・
そんな八起が漫画家を目指すストーリーになっています。
漫画専門学校の漫画もたくさんあるのですが、
この作品なのですけど、
完全実力主義の専門学校を描いており、
かなりスポ根要素の強い漫画家漫画になっていて、
読み始めてすぐにハマってしまいました。
漫画の専門学校に入る人って
クラスでも絵が上手く、小さい頃から
漫画ばかり描いていた人ばかりなのですが、
そんな人間でもまわりのレベルにより
上には上がいる・・・ということを知り、
あきらめかけたりする人間も描かれたりと、
漫画界の縮図がここにも描かれている感じでした。
漫画家漫画といえば『BAKUMAN。』や『まんが道』
などが思い浮かぶ人が多いと思いますが、
もしかしたら、この作品も人気が出て
これらの作品に並ぶかも・・・
なんて個人的に思っています。
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