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2018年07月18日10:09

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しりあがり寿著「真夜中の弥次さん喜多さん1」を読んで



照る日曇る日 第1100回

十返舎一九の「東海道中膝栗毛」を参照しつつ、出鱈目かつ独創的な道行世界を噴出させたしりあがり寿の漫画ずら。第1回ということもあってややおとなしめの展開であるが、なに、しりあがりに盛り上がっていく。

やはり要は2人の男がホモセクシャルであり、女形の喜多さんは薬づけになっているという設定であろう。2人は愛を立て直し新たなしあわせをつかむためにお伊勢さんに参るのである。

   旧字旧カナを使わなければ痛痒を感じる人が作る文語短歌 蝶人


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