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2018年07月18日18:56

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誰も持たない者は






 あるとき一人の男がシュリー・ラーマクリシュナのところに来て、自分は非常に悲しいと言った。師は彼におっしゃった。
「ねえ、苦しみは喜びよりもいいことなんだよ。ニルヴリッティ(放棄)は、プラヴリッティ(世俗の対象への執着)よりもよい。苦しみは心を神の方へ向ける。」

 またあるとき一人の女性がカマルプクルからやって来て、師に「わたしはこの世の中で独りぼっちです」と言った。
 これをお聞きになって師は喜びのために踊り始められた。彼は、「誰も持たない者は神を持つ」と彼女におっしゃった。


(「わたしたちが見たラーマクリシュナ」より)

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