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2017年03月28日20:55

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春なのに。

こう寒いと鍋が恋しくなってしまうではないか。ふんとに。
もうすぐ開花。花見も屋外ではなく、庭の桜木を眺めながら座敷で鍋をつつくのだったら良いけどね。当然ながら拙宅には座敷も庭もないが、リビングのサッシ越しに線路沿いの桜並木なら眺められる。これを我が庭と考えれば良いのぢゃ。そうだな。花見に因んだ落語でも聴きながら、熱燗で牛鍋でも戴くかな。桜の噺なら志ん朝だが。
などと、相変わらずバチ当たりな事を考えておりますが。

従来、漂泊の民やサンカと云う言葉に憧れていて、自分もいつか西行や芭蕉の如く放浪の旅に出てみたいなぁ〜と思いながら、還暦になってしまった。しかも、依然として会社勤めは続く。本格放浪は65歳の本格定年まで我慢だな。
せめて気分だけでも味わいたいので、休日に都内プチ放浪を続けている。革ジャン羽織って行き当たりばったりの都内徘徊。そろそろ銭湯への寄り道もアリだな。しかし、晩には帰宅してしまうので、漂泊には程遠いが。セコ放浪だ。

最近ハマっているのが「ハムカツ」。そう、あの下手味の権化のようなフライですな。これが、ビールやホッピーやチューハイに合うのですよ。だもんで、ハムカツを供する居酒屋ばかり廻っている。
高いロースハムではあの旨みは出せない。プレスハムでなければならんのです。しかも厚切り。パン粉は粗目でなければいけない。ゆえに、油切れが生命線になる。
ネットで検索すると、この品目でも有名店が王座を争っているようだが、オイラはかかるランキングには興味がなく、っていうかどこだってそれほどの違いはないじゃんって思いながら、ご近所居酒屋で下手旨いハムカツを堪能しているのであーる。これが放浪と云わずしてなんとしよう。うふふ。

今度、広瀬すずの如きうら若き娘に、「今宵、僕と極上のハムカツを召しませぬか。かの仏蘭西ルイ14世公も食したという黄金の一品を是非貴方とご一緒したい。」などと誘ってみようかな。逮捕されなければ良いが。

おしまい。

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