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2018年10月18日11:41

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野生の植物は誰のものでもない

子供の頃は田舎に住んでいた関係で、野生している植物を他の子供と連れ立って取りに行くことがよくあった。土筆などの地面に直接生えているものや、栗など樹木になる実など様々であったが、誰からも「断りなく取ってはいけない」などと言われたことはなかった。

それどころか大人の人が取っているのを見かけたこともあった。このような植物は私らの方では「野生」ではなく「ひとり生え」と呼んでいたが、生育に人の手が加わったものかどうであるかは一見して分かる(粒の大きさや、生えていた場所)ために間違うことはなかった。

今回野生のくるみを採取したことが「盗んだ」として表現されてるが、それは大間違いというものである。土地は誰かの所有物でも、そこに生えている植物は「人の手によって育成」されたものでない限り誰のものでもないからだ。
にも関わらず野生の植物までも所有権を持ち出すものがいるならば「ごうつく(欲張り)者」として、ゲジゲジ(毛虫)と同様に毛嫌いされるだろう。

なので盗んだとされる人が
>「地球に生えているものを採って何が悪い」と容疑を否認しているという。

として容疑を否認しているのは最もなことだ。ただこの言い分、人の手によって育成されていた植物については当てはまらない。


■野生のクルミ71個を盗んだ疑い 容疑者「何が悪い」
(朝日新聞デジタル - 10月18日 00:19)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5336018
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