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　オチのある面白い話を順序よく話そうかなと思っていたらオチに行く前にエレベーターの前に見たことあるひとが立っていたので話題も変わってしまいしょうがなく雑貨を購入して一万円を出したらお釣りに二千円札が入っていたので確かに千円札もらうより財布の中はスッキリするけどさあと思いつつ下の店に行き月末なので雑誌を買わなきゃいけないんだけど発売日をあれもこれも過ぎているしそもそもじぶんが購入してない雑誌を覚えてないしさらに最新号ではない雑誌も売っていて罠に近いからとりあえず中を開いて確認したけどフキダシに句点が入っている作品は購読範囲のものではないなと思う夢を見た。文末句点、小学館じゃんサンデーじゃん。あれはあれで見てたらなれるんだけど、フキダシに句点を入れないのはフキダシをカギカッコとして使ってるからだよね、カッコの変換が安定してないな。だから小学館はその点どういう考え方をしているのかということが若干気になる。あと、効果として句点を使いたい場合はどうするんだろとも思う。起き抜けには、仏教に革命を起こすんだという流れなので無理でしょとか言っていたら視界いっぱいにボンネットが広がる夢を見た。これさあ、明らかにこないだの愛知の車ポーンの影響を受けているでしょ。やっぱり潜在意識的には怖い事件だったんだな。

　おれはパソコンを付けたらブラウザを立ち上げるより、メーラーを立ち上げるより、ツイッターのクライアントを立ち上げるよりも早くネットラジオのクライアントを立ち上げるんだけど、今日も最速でタイのラジオを聞いていたらのっけからいい中国歌謡が流れてきたので興奮した。しかし題名も歌手も一切分からない、放送が雑だからだ、もっとも放送が雑だからこそ楽しいんだという面もあるので、この辺を強く言うことはできないんだが、中国語が聞き取れるわけでもないので歌詞で検索というわけにもいかず、そうこうしているうちに音楽が終了してしまったのでまったく悲しい気持ちになってしまった。音声検索に対する漠然とした需要みたいなのがじぶんの中にあるんだよね、特別に解決したいと考えているわけじゃないが。その最たるものが鳥の鳴き声で、聞こえてきた鳥の鳴き声で近くにどんな鳥がいるか分かったら楽しかろうねと、自転車を漕いでいるときなどにそんなに強くでもないが思ったりしている。なんかカンボジアの五百リエルに日本の国旗が書かれていてこの感謝の気持ちがナントカカントカと愛国心の強い記述が東南アジアニュースに紛れ込んでいた。おれはそういった意味合いでの愛国心はあんまりないのでどうでも良かったが通貨は見てみたいのでとりあえず検索した、しかし食い入るように見てみても一向に日本の国旗が見つからない。ひょっとしておれが見ている紙幣が古いとか新しいとか、あるいは記事中の表示金額が間違っているのではないかとか、色々考えてみたがギブアップして検索語に日本の国旗という言葉を入れて検索した。すると確かに絵の中といえば絵の中だがほとんど欄外に近いところに国旗を認めることができた。本当に間違い探しみたいな遊びがうまくできないな、おれは。ウォーリーも見つけたことないしな。まああの男の場合、見つけたら見付けたでイラッとすること請け合いなんだが。

　ネットニュースを完全に見終えてから、街のブックオフへ向かった。こないだ買わずにいた東洋の本と、あと偶然に見つけた幕末の紀行本を購入。どちらの本も太いので本棚に優しくないぞ、困ったなあ。続いて向かったガレージにはめぼしいものが何もなく、ガレージの本店には魯迅研究があったことだけ把握して、帰ってきた。なぜ把握するだけして帰ってきたか、それはおれが本当に魯迅を読み切れるかどうか、一度家に戻って確かめたかったからだ。替えるとトップニュースにコンゴみたいな普段は見かけない国のニュースが上がっている。なんだろうと見てみたら刑務所が襲撃されて囚人がほとんど脱獄したという話だった、ほとんどと言うからには残った人間がいる。それが総数のほぼ千人に対して三十人だったというので、模範囚って本当に存在するんだなと感心した。むしろこいつらを釈放してやればいいじゃん。そしたらお伽話みたいになるし。