土曜日の林試の森公園(目黒区・品川区)の夜探索のネタ。
虫捕り網を持った親子が、何組も。クヌギや外灯下で、カブトムシやコクワガタを探しているのだろう。外灯のLED化で、虫探しは難しくなっているだろうに、ご苦労なことである。
この夜のメイン・ターゲットのコマルキマワリは数が少ないが、その一方で、多く見られる虫は、これ↓。
セスジナガキマワリは今頃が旬の様相で数が多く、特に外灯近くの木の幹上に多い。ホンドトビイロクチキムシは、もうピークは過ぎていて、数は減り気味。
朽ち木虫系では他に、ホンドキマワリ、クロツヤキマワリ、ルリゴミムシダマシ、ヒメオビオオキノコなど。今は良い立枯れと倒木がなく、乾燥もしているので、朽ち木虫探索には適した環境にない。
ウスバカミキリもここでは数が多い。いや、目黒区全般、何処でも見つかる。都区部準絶滅危惧の看板は降ろした方がいい。
さて、こんなコメツキムシ↓を、とある外灯近くで見つけた。
昨年6月に、職場キャンパスの外灯で見つけたものと、同種っぽい(↓画像再掲)。
そのとき、米屋さんから、「コフトナガではなく、もう少し良さげ風だが、画像ではよく分からない」という趣旨のコメントをいただいた。
もしかしたら、アラハダチャイロコメツキ、という種ではないだろうか(比較できる良い画像がネットにも図鑑にもないので、まったく確信なし)。体長12mm。都区部では、皇居、赤坂御所、大田区で記録がある模様。コメ談にアップしました。
ログインしてコメントを確認・投稿する