ミンミンゼミの鳴き声を最後に耳にしたのは、今週の水曜日、9月20日だった。毎年観察しているわけではないが、これってずいぶん遅い記録ではないだろうか。
さて、今日は超普通種、クロウリハムシの話。
クロウリハムシは、葉を食べるとき、まずは円模様に噛みキズを付ける「トレンチ行動」をとり、そうして円形の食痕を残す。
クロウリハムシは、ウリの仲間以外の葉も食べる雑食の虫であるが、さすがにクズの葉を食べているところは見たことがない。
ところが、職場キャンパスに、こんな食痕が↓。
実は、このようなクズの葉の食痕は、東工大キャンパスでも見つけたことがある。面白いことに、このような食痕が付いているクズの葉はクズの群落のごく一部にとどまっている。
はたして、クロウリハムシの仕業だろうか? そうだとすると、何故気まぐれのようにクズを(ごく一部の場所でだけ)食べるときがあるのだろうか??
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