「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」会期:2018年7月14日(土) − 9月9日(日)を観て来ました。
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201807_chihiro.html
昔からいわさきちひろさんの絵は大好きで、1977年にちひろ美術館が出来た当初に下石神井にも行きましたし、絵本も多く見てきてます。今回、東京ステーションギャラリーで開催されている「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」展では、いわさきちひろさんの生い立ちから、絵を描き始める以前の話、著書「ラブレター」にも描かれていた戦中の話、戦後の共産党乳頭時代から本格的に描き出し、その作品の手法の変化まで、多くの視点から観ることができました。私が感心したのは、「となりにきたこ」の習作と採用作の違いと変化。どこに視点を集めて、どう伝えるかをすごく考えて表現しているのがよくわかりました。現在のいわさきちひろ美術館館長でもある黒柳徹子さんの27分間にもわたるビデオ(窓ぎわのトットちゃんの挿絵や表紙絵の話が聞けました)を見たり、監修をしながら展覧会前に亡くなった高畑勲さんの見せたいことなども興味深く観ることが出来ました。
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