差別論者ばかりの中で思考の整理をば

■被害者はベトナム国籍の派遣社員　愛知・知立の殺人事件
(朝日新聞デジタル - 03月13日 19:23)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5025456

外国人が増えたら治安が悪くなるから外国人は追い出せ、と言うのはレイシズムであり、一人一人をみないで、人種や宗教などの属性でひとまとめにしているために差別です。


事実だから仕方ない？


いいえ事実ではありません。なぜなら外国人全てが犯罪者ではないからです。


統計上そうかもしれません。でもそれは統計上、相関があるだけで、外国人だからと言うわけではありません。
つまり因果関係はないのです。




実際、他民族や外国人が入ってくるとトラブルは増えます。
それはそのコミュニティとの文化や習慣の差からおきます。


その文化や習慣の差に配慮した社会づくりをすることが、「多様性」を受け入れる社会なら必要です。


ちなみに、治安が悪化するのは彼らの経済水準や文化的障壁(言葉の壁など)によるストレスに起因すると考える方が、彼ら自身の文化や人種的特性を原因と考えるよりも合理的です。

(ちなみに後者の考え方を突き詰め、ホロコーストを行なったのがナチスドイツです)



多様性を受け入れると言っておきながら、そうした配慮がなく、結果として治安が悪くなる。
そしてそれは全て移民のせいとする。


完全なる差別の構造です。



今までの話は「多様性を受け入れる」と言う価値観が前提です。
それを受け入れないならば、別の議論が成立しますが、それは必ずしも差別やレイシズムをよしとする社会、考え方ではありません。



今回はあまりにもそうした考えが多かったので書いてみました