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2018年09月20日20:47

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「超論暴論」外論〜4年目山田遙楓、一軍で初めての先発出場で早速結果を残した!

パシフィック·リーグ制覇へのマジックナンバーが1桁となった埼玉西武ライオンズであるが、クライマックスシリーズ(CS)や日本選手権シリーズといったポストシーズンに向けて新たな戦力のチェックもそろそろ必要となってくる。そこで水曜日の対北海道日本ハムファイターズ戦では、プロ4年目の山田遙楓を八番·三塁で先発出場させて適性を試してみたが、早速彼は結果を出して辻発彦監督を喜ばせた。

 二軍では既に三塁のレギュラーである山田であるが、今季は1度一軍入りしながら結果を出せず、これが2度目の一軍入りである。今度はリベンジといきたいところであるが、その機会は早速訪れた。4対1とリードした4回の打席で1ボールから左腕堀瑞輝が投じた外角寄り138Km/hのストレートを思いきり振り、打球は左中間に飛び込んでダメ押しの2点本塁打となる。左中間へ打球が飛んだ瞬間に三塁側ベンチからレオナインが一斉に飛び出したが、当の山田は「実感はなかった。二塁を回ってファンの反応でわかった」と無我夢中で帰還したという。その後辻監督とは両手でハイタッチし、源田壮亮は抱き付くなど先輩が次々と飛び込んで祝福し、とどめは左翼スタンドのレオファンへ向かって「熱男!」と、本家である福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩も驚きそうなパフォーマンスを見せる。

 松田宣を尊敬する山田であるが、この「熱男」ポーズは松田宣公認であるという。予想以上の結果であった山田は「きょうは初めての先発出場で『自分らしく、がむしゃらにいこう』と試合に臨んだ。打球では球がよく見えている。本当に夢のような感じがする」と喜びを口にしたが、辻監督も「最高の形でうれしい。経験を積んで自信になれば良い。チームも明るくなるし、良い事ずくめ」と佐賀·小城市出身の指揮官は隣町の佐賀市出身の背番号52の愛弟子を絶賛した。

 先天性の難聴で右の聴力を失うというハンディキャップがありながらも、プロとして成長を見せた山田。彼の場合は「半分、青い」ではなく、すべてが青いライオンズブルーの強打者へと進化していく事であろう。

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