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2016年12月09日09:34

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パリ・オペラ座のオレリー・デュポンが東京でボレロを踊る

それは、2月22日である。
ぜひ観たいが、その時期の仕事の予定が分からない。
このオレリー・デュポンはオペラ座の最高位のエトワールを長く務めた逸材だ。
記録映画のあのフレデリック・ワイズマンがそのパリ・オペラ座のモダン・ダンスの訓練の一日だけを、何のナレーションも音楽もなしに撮った映画の『パリ・オペラ座のすべて』は素晴らしかった。このワイズマンの映画は、精神病犯罪者たちだけを専門に収容している施設を撮った『チチカット・フォーリーズ』も、世界最高級のパリのストリップ・ナイトクラブを撮った『クレイジー・ホース 夜の宝石たち』も、どれもじつに面白かった。ワイズマンの記録映画は、なぜこのように面白いのか。それは、人間の集団を捉えるワイズマンの眼が、冷徹で正確で、つねに新鮮な驚きに満ちているからだろう。

その印象が鮮烈だったので、2年前に、やはりコンテンポラリーの世界的逸材の勅使河原三郎とデュポンとのデュオの舞台を観にいき、その緊迫感と流麗と静けさの空気に息を飲んだ。
デュポンのボレロの映像は見当たらなかったので、あのシルヴィ・ギエムのそのボレロの映像を紹介しておこう。
ギエムは、100年に1人とまでいわれた存在だ。
史上最年少の17歳で、オペラ座のエトワールに就いた。

https://www.youtube.com/watch?v=WoKGR4CmwXQ

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