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2015年05月12日10:52

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ロバート・D・エルドリッチ博士とは・・

ロバート・D・エルドリッジ・在沖縄米軍海兵隊外交政策部次長。これが彼の肩書でした。過去形でいうのは現在は違うからです。

エルドリッジ氏は、阪神淡路大震災と東日本大震災の両方で、在米軍を指揮して救助活動を行った方で、特に東日本大震災では「トモダチ作戦」と銘打ってアメリカ海兵隊による救助活動の、その前に震災直後に仙台空港復旧を最優先課題に位置づけ、日本全国からブルトーザーなどを集め、あらゆる手段を使って空港再開を実現しました。それによって航空機による災害援助が可能となり、多くの人命が救われたのです。被災した多くの国民の、命の恩人でもある方です。

軍事上、敵を攻める時は先ず敵基地の空港を爆撃して使用不可にするのが常識です。ですから災害時にはこの逆となるわけで、海兵隊としての的確な判断であったこと、日本国民として感謝いたします。

さてこのエルドリッジ氏は、先の沖縄辺野古移転反対のグループが、米軍普天間飛行場の周辺で繰り広げていた抗議行動で、リーダーの山城氏が基地内に入ったとして逮捕された事件がありました。
反対グループは基地内に入っていないとして騒ぎはじめ、サヨクの国会議員などが「不法逮捕だ」と騒ぎ始め、沖縄新報や琉球タイムズは鬼の首を取ったように報道し始めました。そのとき、エルドリッジ氏は基地内で一部始終を撮影していた監視カメラのビデオをYouTubeにアップしたのです。

山城氏は基地内を示す黄色い線を越えて、警備員たちを挑発していました。それがはっきりと判る映像でした。
サヨクの国会議員は赤恥をかき、山城氏は抗議の声を失ったわけです。
沖縄サヨクも現在、立場を失いつつあります。それでは困る中共は、彼らに莫大な支援金を送ったとか言うような、そんな噂もあるこの頃です。

しかし、エルドリッジ氏のこの行為は、アメリカの軍紀違反でした。エルドリッジ氏は海兵隊外交政策部次長を外されてしまいます。

エルドリッジ氏は1968年生まれの47歳。ニュージャージー州生まれでヴァージニア州リンチバーグ大学国際関係学部を卒業後、神戸大学大学院法学研究科(日本政治外交史)博士課程を修了し、「サンフランシスコ講和条約と沖縄の処理―『潜在主権』をめぐる吉田・ダレスの『交渉』」という論文を書き、読売論壇新人賞最優秀賞を受賞しました。

大阪大学国際公共政策研究科助教授に籍を置き、「沖縄問題の起原」と言う本を書いてサントリー学芸賞を受賞したのです。
2009年9月から在沖縄米軍の要請で海兵隊外交政策部次長として活躍されていました。

この肩書を捨てても、卑劣な沖縄サヨクに鉄槌を下したエルドリッジ氏は、現在は再び研究者としての道を歩み始めます。
彼は「防災」に焦点を当て、今後起こるであろう関東から太平洋側各都市への震災・津波などの対策をどうするか、安全保障の立場から考える方針を立てたようです。

チャンネル桜「沖縄の声」というネット放送を使って、これから日本国民に震災などの対策を語り掛けていくようです。
https://www.youtube.com/watch?v=7Xc93meoENs

エルドリッチ氏は沖縄の普天間基地の撤去後に、「防災拠点」を作ると言う政策を持っているようです。沖縄の立地条件は軍事上極めて重要なところにあります。ですから商業基地としても東アジアに対してハブ機能を果たせるわけです。これは同時に、日本国内や東アジアで今後起きる災害に対しても同様で、沖縄に防災拠点があれば、すぐに救援隊を差し向けることが出来ると言う訳です。

ネパールでは現在、普天間からタイ経由でオスプレイが発進し活躍しております。しかし全く日本のメディアはこの様な事実を放送しません。ですからこのようなネット放送を使って情報を発信し、日本国民に事実を伝えることは意味があるでしょう。

私は、これが今後の戦争と言うもののような気がいたします。伝えるべき事実を伝えないことは、一種の攻撃であり、この攻撃での被害は「国民が事実を知らない」という被害です。日本は現在戦争中で、放送局が乗っ取られている20世紀末型の戦場です。
防衛策としてインターネットがあるというわけです。多くの国民がインターネットの方を重視するようになれば、現在の放送電波(周波数)を没収して、すべて携帯電話とインターネットに割り当てるようにすべきです。放送はその電波で行えばいいわけですからね。これは安全保障上そうすべきだと言うことです。

防衛問題と災害対策は、両方含めて「安全保障」の問題なのです。
そのための国際的な準備がなされていれば、世界中が安全を感じるわけです。国際法違反の侵略を行う国家には、警察権行使としての軍隊派遣があり、震災などの大規模な災害に対しては救出活動と、その後に続く復旧活動まで、その対策と支援を行うという「世界防災拠点」です。沖縄にその「ひな形」が出来れば、各国ともアイディアを出し合って、拠点の設置と設備の拡充が行われると思います。
軍事設備と救援設備が同次元で考えられるようになり、攻撃だけでは済まない、軍人以外も救える軍事技術の確立も必要になるはずです。

こうして世界中の軍隊をこのようなネットワークで結んでいけば、どこかの侵略国も動きが取りにくくなるのではないでしょうか。
国際法を決めるのは国連であると同時に各2国間で結ばれた条約です。国際法は単独の国家が決めるべきものではありません。そしてこれからは、強国が弱小国を相手に軍事的、経済的恫喝によって条約を結ぶことを拒否できるようにするのが軍事的あるいは経済的な安全保障となるべきではないでしょうか。

単独(あるいは少数)覇権国(いわゆる大国)が無くなった今、エルドリッチ氏の活躍に期待すると同時に、我々も何らかの協力を考えたいものですね。
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