「自由」と「勝手」を一緒くたにしてはいけない

■「炎上覚悟で申し上げます」洋菓子店・銀座ウエストが子連れ客のマナーに苦言　走り回る子には「ご注意の程何卒お願い申し上げます」
(キャリコネ - 04月25日 14:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5085936

　「自由」というのは、一定の前提条件の上に成立するもので、「勝手」とは自分だけに都合よく振る舞うことなので、意味が全く違ってきます。ですから、「来店すること」は「自由」ですが、「子供が店内を走り回ること」は「勝手」なのです。

　日本には昔から、法制化されない「暗黙の了解」、「阿吽の呼吸」、「忖度」があり、日常生活の「潤滑油」として機能してきましたが、もはや、「言われなければ分からない」、「法整備して取り締まる」ことをしないと、平和的解決を望めない社会になってしまったと思うと、残念でなりません。

　私は、「日本の良さ」は、西洋文化にはない「緩さ」ではないかと思っています。

　それでは、失礼します。