鉄道会社も被害者。

■駅の自殺防止ポスター、「遺族追い込む」と撤去も
(朝日新聞デジタル - 07月20日 11:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4676865
私は、前に鉄道会社に勤務していましたが、自殺だけでなく、人身事故になると、電車が止まり、運転されないし、警察の現場検証もあり、会社として運転したくても、警察から許可が降りないと電車の運転ができません。
そうなりますと、電車を利用する人達が駅員に利用者の言い分ばかりを言ってきて、文句や関係のないことまで、言ってくる人が増えるし、対応するにも、駅員が1人しかいない場合には、こちらも言い方が荒くなる。言い方が荒くなると、その事で文句を言ってくるので、駅員としてとても苦しい立場になる。情報が入ってくるなら対応がある程度出来ても、あまり情報がないと、利用者への返答も同じになって、また、文句を言われる。
マスコミなどが、新聞やニュースで言うのは、どこどこで、人と電車が接触して、怪我人や死亡したと言うだけ。
それだけでなく、『電車が遅れたり、運転中止になった電車があって、被害額が何万円で、接触した被害者の遺族に賠償金がいくらかかる。』まで言って欲しい。
『被害者の遺族に賠償金が何万円もかかる』と新聞やニュースで言うだけでも、家族や身内としては、電車を止めたり、運転中止にするだけで、すごい賠償金がかかると理解するので、電車に飛び込んで自殺する行為を防ぐ事が出来ると思う。
駅員や運転士なども、電車が動かない事で、別の仕事が増えて迷惑になるので、そのことも理解して欲しい。