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2018年09月19日22:36

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定点観測〜やくざ絶唱〜。

9月19日(水)。
フォト


駅前のベンチに座って写真を撮る。
そうだ、一カ月は駅舎を入れて人を待つタクシーを入れて空と雲を撮ろうと決意したのも呆気なく玉砕。
いつもの場所にカップルが座って撮れなかった。
定点観測は難しいね。

フォト


9/13
9月-5 やくざ絶唱。
1970年 ダイニチ映配 95分。
脚本 池田一朗
監督 増村保造
出演 勝新太郎 大谷直子 田村正和加藤嘉

【あらすじ】

石川組のやくざ、立松実には美しい異父兄妹、あかねがいた。彼にとって、あかねは妹というより、恋人だった。その狂おしいまでの奉仕ぶりは、他人を二人の間から遠ざけ、実の情婦可奈江でさえも、入りこむ余地のないほどだ。だが、あかねは孤独だった。そんな彼女に新任の教師、貝塚は興味をもった。あかねは肉親を越えた兄の異常なまでの想いを断ち切るために、自ら貝塚に身を任せてしまった。

久しぶりの増村保造作品なので見た。
初見。

どうなんだろう。
兄妹間の愛憎をずっとずっと話し合っている。
ほとんど動きがない。
そして潤滑油になるものがない。
例えば「あそこに行こう」と言えば普通、車の中とか情景を幾つか入れるものだが、そういうこともない。
「あそこに行こう」と言ったら次はもうあそこだ。
この息苦しさ。
増村保造の好む狭い絵に繋がる緊迫感と息苦しさ。

「第二の性」に並ぶ苦しいだけ、カタルシスのない映画。
好きな人は好きだろうが自分は苦手だ。
9 6

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