自分にとっての“アーサー王伝説”のベスト3は『王様のつるぎ』『タイムトンネル/魔術師マーリン』そして『エクスカリバー』。中でも『エクスカリバー』には公開当時に見てかなり感動したし、自分の中ではジョン・ブアマンの最高傑作だと思う。この頃ジョン・ブアマンは『未来惑星ザルドス』や『エクソシスト2』やら僕の好きだった映画ばかり撮っていてその極めつけが『エクスカリバー』だった。
実はこの映画に感動して原作となる『アーサー王の死』を読んだのだけれども、かえって映画の見事な脚色に感心した。2時間半の間に見事にアーサー王伝説を凝集した作品で、本筋にいらない騎士や逸話も見事に整理されている。(“トリスタンとイゾルデ”の話なんざいらないだろう)精神世界から聖杯をとってくるところも実に感動的。
原作では途中で出てこなくなるマーリンをクライマックスで復活させるのも実に映画的で感動的だった。
最近ではBBC製作の海外ドラマ『マーリン』が傑作でマーリンとアーサーの関係がなぜか『スタートレック』のカークとスポックを連想させてしまった。この作品放映が中断しているけれども、続きはどうなったのだろう?
【特集】今さら聞けない“アーサー王と円卓の騎士”―『FGO』『FF』などに影響を与えた物語
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=47&from=diary&id=4814801
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