★そういえば、本当に今さら気がついたのですが、
巨人って、今までの CS で、
「ヤクルト」 にだけは勝てていなかったのですね…
自分は、2011年の不愉快きわまりない
『極寒のCS』 しか憶えていなかったのですが、
(この年は、あの大震災でプロ野球開幕が遅れ、
CS開催 が 10月末にズレこみました。
しかも神宮は、他球場よりも さらに開催時刻が遅れるので、球場は極寒…
そのせいで、年齢が高めの選手がメインの巨人軍は大苦戦し、
あの名手「小笠原」 までがイージーエラーをするなど、
ほとんど実力を発揮できずに敗退しました
)
考えてみれば 2015年にも、
セカンドステージでヤクルトとは戦っていましたっけ。
(2015年のポストシーズンについては、
原さんが辞められるショックが大きすぎたのか、
自分は ほとんど詳細を記憶していなかったのです)
★奇しくも、
今回を含めて3度とも CS開催は 「神宮」。
敵地において苦戦は必至であった試合を、
よくぞ ストレート勝ちしてくれたと思います
「ヨシノブ監督が辞めるから、一時的にがんばっているだけww」 みたいな
意味不明な批判をほざいているアンチやネガがおりますが、
そんな感傷的な 「やる気」 だけで勝利できるほどプロの世界は甘くないことが
理解できていないあたり、つくづく連中は 『ガキ』 だと思います
今期の巨人は、本来もともと これだけの底力を持っていたのです。
それが、ケガをしたり・させられたりしたせいで、
当初のプランがガタカダに壊れ、
今のような順位にならざるを得なかっただけの話なのです
(たとえば 「陽」 などは、
開幕わずか4戦目にして、
中日にデッドボールで壊されてしまいましたから…
)
★考えてみれば、こうした
『もともとの戦力はあるのに、ケガのせいで全力を出せなかった』
という流れは、「去年までのヤクルトの姿」 そのものでした。
(もっとも、ヤクルトのケガ人は、「自己管理」 や 「コーチ指導」
の結果による、自業自得のものが多いようですが)
それが、シーズン終盤に ようやく回復してきて、
『ヤ戦病院』 (ケガ人が多発するヤクルトをさす造語) と称されていた
ヤクルトを討ちやぶっての下剋上…
なにやら、とても象徴的な CSファーストステージでしたね
★ヨシノブは今期で監督の座から退いてしまいますが、
『ヨシノブ巨人は、決して弱いチームでは無かった』 という事実を知るための
ささやかな一助となってくれることを祈り、
未来のプロ野球論のために、これを書き残しておこうと思います
【終わり】
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