mixiユーザー(id:3982029)

2017年12月13日10:21

43 view

見間違いはない。しかし何かが違った。「左右で触角の形が違う!」。左は葉のような形のオス、右はごく細いメスの形。即座に右手を伸ばし、胴体をつまんで持ち上げた。左の羽はだいぶ傷んでいた

■体半分がオス、半分がメスのガ 虫愛する女子高生が発見
(朝日新聞デジタル - 12月13日 05:29)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4901239


何かしら、必ずいる」。この日もそう思いながら歩道や緑地に目をこらしていた。すると自販機の前の路上に見慣れた模様の羽を広げたウスタビガを発見した。自宅では同じ種類のガの標本を作製中。乾燥させるために机の上にあるので、毎日目にしていた。


 見間違いはない。しかし何かが違った。「左右で触角の形が違う!」。左は葉のような形のオス、右はごく細いメスの形。即座に右手を伸ばし、胴体をつまんで持ち上げた。左の羽はだいぶ傷んでいた。このままでは羽根の粉が落ちて模様が消えてしまう。バスの備品のエチケット袋にそっと入れて持ち帰った。


 翌日、標本にするために自然史博物館に持ち込んだ。羽を広げたときの幅は約8・5センチ。体の左半分が羽と胴体の毛が濃い赤茶色のオス、右半分は羽が黄土色で前羽の先端が丸みを帯びたメス。胴体の中心からきれいにオスとメスが分かれている一匹だった。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する