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2018年07月17日10:48

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テレメンタリー2018 〜崩れたシナリオ 検証・今市事件〜

先日深夜に放送された「テレメンタリー2018」
内容は『今市事件』と言われる女児殺害事件。
http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/backnumber/


映像を見てはっとした。
「何かか違う。疲れた表情ではあるが、強い意志を感じる。」と、この様子が報道された時の心境を思い出した。


◆逮捕時の報道◆

逮捕されたのは事件から8年半後。
被告は、半年前にニセブランド品を販売したとして逮捕・起訴されていた。
その勾留中に今市事件の犯行を自白したのである。その後、否認に転じ裁判では一貫して無実を主張。
裁判員裁判で下された判決は「無期懲役」
当時の栃木県警刑事部長は「自信をもって被疑者を逮捕した」と記者会見で発表した。


◆控訴審の流れ◆

・自白したの殺害方法では、被害者の出血状態および現場の血痕状況と一致しない。
・一審で検察が主張した殺害現場・殺害時間が、二審では裁判所から促される形で場所・時間ともに変更・拡大された。
・被告人のミトコンドリアDNAが全く検出されていない。
・被告のミトコンドリアDNAが検出されてない事を伏せられたまま、裁判員裁判が行われた。
・誰のミトコンドリアDNAかわからないものがあるが、それの鑑定が進められていない。


◆各専門家はこう語る◆

●元東京高裁判事の木谷氏
・訴因変更(一審の起訴内容・検察の主張を全否定)は有罪判決への布石。
・有罪にしたいという思惑が垣間見える。

●元科捜研の藤田氏
・ミトコンドリアDNAが検出されなかった事について「触ったからといってDNAが出るわけではない」というのは、その人の犯行かどうか客観的事実で判断されてない。


控訴審判決、8/3日(金)を注目したい。

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