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2016年05月08日23:55

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電子ピアノのレビューのようなもの。

SNS上では特に音沙汰無く過ごしていますが、
家でピアノ弾いたりてきとーにお出かけしたり、
悠々と過ごしている今日この頃であります。


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さて、唐突にタイトルの件ですが。


自分が使っている電子ピアノはYDP-131というYAMAHAのARIUSっていう下位シリーズの
一番下のようなものを使ってるんですが、
さすがにグランドピアノなどと比べると正直雲泥の差があります。

ということで、ほかのレベルが高い電子ピアノにアンテナを多少張ってるわけですが、
最近カシオで記事を見る限りではイイ感じの機種が出たそうで。
この前、楽器屋さんで少し触ってきたのでその感想です。


ということでそのカシオの機種を含めて、次に買うならこのへんかなという2機種について
感想などをメモ代わりに少々書いてみようかと思います。
値段が高めな機種ですけど、そうそう買い換えるようなもんでもないし
ある意味一生モノだし、という観点で2機種に絞って選んでます。


ちなみに、
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鍵盤が象牙か木製かアクリルか
→ 演奏に対して関係無いのでどうでもいい

ゆっくり押したとき、かっくんとなるレットオフ
→ 弾いてるときにわからないので興味無い

スピーカーの質
→ ヘッドホンで聞くのでどうでもいい

音色の違い
→ ピアノの音が出れば後はあまり興味無い
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という個人的な前提で書いてます。
楽器屋で1曲、2曲ぐらいちょこっと触ってきた程度で、
なおかつ当然自分の独断と偏見のみで書いております。


【YAMAHA:Avant Grand N1】

アバングランドというYAMAHAの最上位グレードの機種の中で一番下のやつです。
これは鍵盤の表面がアクリルで、N2、N3という上の機種になると鍵盤が変わったり
スピーカーが変わったりするそうです。ちなみにN1が税込70万ほどで、
N2、N3はそれ以上といった感じです。

このアバングランドというのはグランドピアノの機構をそのまま入れてるそうで、
鍵盤の重さとかタッチ感などはひじょーにすばらしいです。
耳栓して目を閉じて鍵盤押してみたらグランドピアノかどうかわからないぐらいです。
当然といえば当然ですけど。


鍵盤の重さというのは表現に直結するので値段は高めですけどグランドピアノよりかは安いし、
集合住宅でそれなりにピアノを置くとここらへんが終着点だと思います。



【CASIO:GP-300】

最近カシオで出た、電子ピアノの最上位機種です。
カシオはPRIVIAというグレードとCELVIANOというグレードがありますが、
CELVIANOの中でさらにハイエンドな、グランドハイブリッドと銘打たれてました。

ベヒシュタインとコラボで作ったってことでその音源は当然入ってるそうですが、
推しだしてるピアノ音源にはベルリン・グランド、ハンブルク・グランド、ウィーン・グランドと
いう音色があって、メーカーのHPにはベヒシュタイン!としか書いてませんが、
それぞれの音色に3大ピアノメーカーが対応してるみたいです。

超高級ピアノの音色を色々と変えて楽しんでみたい、っていうのには良いかもしれませんが、
個人的には音色を変えると弾き方も多少変わってくるので、
長期に渡っての練習を考えると、安定した弾き方を身に着けるという意味では
一長一短かなぁ思います。
(色んな音色に慣れると、どのピアノでも弾けますよー、ってことになるかもしれませんけど)


さて、HP見ると鍵盤機構は色々と工夫を凝らしてるようですが、
実際の鍵盤の重さは前述のN1と比べるとやや軽いかな?という感じでした。
といってもスタインウェイとか鍵盤重いかと言われるとそうでもなかったりするので
もはや好みの問題かもしれません。

で、ちょこっと弾いてみた感じ何がすごかったかと思ったかというと。


スタインウェイとか最上級のピアノはただ叩くだけでは大きな音は出にくく、
正しく弾くと良い音が出て、弾き方によって色んな音色の音が出ます。
弾いてる人の心を読むピアノだと聞いたことがありますが、
実際そんなに言い過ぎじゃないと思います。
数えるほどしかスタインウェイ触ったことないですけど。


で、楽器屋さんでGP-300をてきとーに弾いてみたところ、
何かあまり鳴らないなぁ、と思ってましたが、
時々良い感じに音が出るときがあり。

ん?と思って、思い返してみると上述の正しい弾き方と、
良い音が出るときの感覚がスタインウェイなどと似てるような感じでした。
弾いてる人の心を読むっていうのがうまくできているというか、
実際のところセンサーが超イイ感じにできてるんだと思います。
これはなかなかいい仕事です。それなりに演奏技術がある人には
うれしいポイントではないでしょうか。


ちなみに、お値段30万ぐらいってのが結構ポイントです。

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ってことで、機種ごとのお話は以上ですけど、

・超高級ピアノの表現ができるGP-300、
・グランドピアノそのものの鍵盤の重さのN1、

という住み分けが出てると思います。

ちなみにKAWAIのハイエンドはGP-300とN1の中間ぐらいの鍵盤の重さでした。
ローランドは鍵盤のカタカタ音が大きい気がしたので除外してます。


ちなみに自分はどっちか一つ、値段気にせず選んでいいよといったらN1を取ります。
子供のときからYAMAHAの鍵盤重いやつで育ってきたせいってのもありますが、
鍵盤の重さはあったほうが色んなピアノで弾けて良いと思います。


まぁ、長々と書きましたけど結局は触って、イイと思った好きなの選ぶのが一番だと思います。
お財布とも重々相談ですけれども。
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