「対局規定の整備の遅れなど、10月以前の対応不備に責任がある」
まぁ確かにそれもある。
以前から指摘されていた問題に対して、結果として何も手を打たなかったのだから。
不作為の責任も確かにあるだろうよ。
でもね、新たなルールを作るっていうのは、ともすればそれが行き過ぎた制限につながることもあるから、ルールの整備は慎重に検討しないといけない。
だからルールの整備に時間がかかって、今回の騒動に間に合わなかったのは、ある意味仕方がないことなんだな。
それよりもさ谷川サン、アナタが本当に責任を取らないといけないのは、10月以降に連盟首脳部がやったことじゃないのかい?
たかがソフト指し疑惑の週刊誌記事が出そうだとかいう情報に右往左往して
確たる証拠も無しに一人の棋士を寄ってたかって追い込み
あまつさえ、内部告発した棋士の実名まで公表させて
三浦氏はもちろん、内部告発した棋士までも世間のバッシングにさらしたわけだ。
それが法の支配の国である日本の国民、そして日本の組織としてどれほどあり得ない話か、分かっているのかね?
なぁ谷川サンよ。アナタはそうまでして一体、何を守りたかったのかな?
今回の一件で、公益社団法人・日本将棋連盟は
週刊誌のヨタ記事にすらオタオタし
証拠も無しに人を追い込み
内部告発した棋士もマトモに守らない
そんな酷い組織だってことを、世の中にさらしてしまったわけよ。
告発内容の真偽はとにかくとして、内部告発は組織の浄化の立派な方法の一つだし、内部告発した人の身分を明かさないで保証するなんてことは、組織運営の初歩の初歩なのにね。
今回の一件で今後、将棋連盟の中から不正や不法な行為、不適切なことを内部告発で正そうという人がいなくなることの方が、連盟にとって最大のマイナスにならないことを、一人の将棋ファンとして、心から祈っていますよ。
将棋連盟会長 辞任を正式表明
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4390241
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