ギリシャのギターが調整中な為、久しぶりに活躍中のイタリアのギター。
しばらくぶりに手にとって見るとやはりこれはこれで味わい深い。
元々ヤフオクで入手したものだが最初はだいぶ困ったコンディションだった。
ネックはかすかに捩れ、ブリッジの駒は無く、ペグはカッチカチ。
表板にクラックこそ無かったものの、力木は浮いているわボディのセルは所々浮いているわと元のオーナーが長くインテリアとして飾っていたのも無理は無い状態。
決して高級機ではないがなんといっても初めて手にする自分より年寄りな御年80歳のかもし出す雰囲気はなんとも魅力的だった。
入手当時はプロに修理を依頼するほどの余裕がなかったために自分でコツコツとリペアしていたため、そのための検索で随分クラシックギターを知る事もできた。
久しぶりに弾いてみるとまぁネックの太い事(笑)
この際だからネックのリシェイプと指板調整とリフレットを…などと考えない事も無いのだが、そうなると入手価格の3〜4倍のお金がかかる。
やはり時々手にとって鳴らしてみるセミリタイヤ扱いで余生を過ごしていただいたほうが良さそうだ。
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