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2018年09月19日17:01

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学生みたいに無理やり

泊まり込んでセッションなんかやろうとするんだけど
マー予定が合わなかったり体調崩す人でたりするよね!


土曜日はD&D5、駄氏GM。体力が尽きるのが早いか、マップが尽きるのが早いかの巻。
日曜日はワースブレイド、悪太郎氏GM。この辺のロボデザイナーの人、最早大御所だものなあの巻。



言ってD&D、ロングキャンペーンかつ長大ダンジョン攻略中ということもあり
マップが存在する限り、好きなだけ進めて好きな時に休めるという
なかなか本当にTRPGで味わったことのないハクスラゲー状態。

しかしもちろん、プレイエリアが現在無限に制作されているわけでもなく
それをにおわせないように遊ばせてくれるのもまたありがたい話。


さて、
古代宗教都市をまるまる調査し続けている我々、
歓楽・劇場区画を見終えたところで、
今回は生産区画の方へ。
畑、牧場、そうしたあたりへ調査の手を伸ばすべく、
そちら側への門扉を抜けた


途端に、二階建てはありそうなデカさのブタさんと遭遇(マンモス相当)、
彼の闇雲な突進によって、我々が入ってきた城門扉は破壊されてしまい、
別方面からの出口を探さなければならなくなります。
う、うお、「ダメなら帰ればいい」が通用しなくなるところからかっ。
ウィザードリィやってて下階行きピットに落ちた時みたいな感覚。


とはいえ、そこは都市。
今まで明るくしてきた別の区画へ向かう道筋はすぐに検討がつくところ。
そこまでにどの程度の未知の危険があるか、ということが目下の問題ではありますが……。


しかして今回は、
現れる新たな脅威に対して、手持ちの手立てが多く功を奏し、
命の危機こそ感じながらも、対策が立たないということはない感じで進んでいけます。

・クラウドキル放ってくる虫歯菌みたいな悪魔
→クランドキルは”強風で吹き散らされる”という記述にファイアーボールで挑んだ結果、容れてもらえて一気に無効化

・キマイラ・ウインターウルフといったヤギや番犬のでかいヤツは
ヒプノティックパターン魔法で魅了+無力状態にし、→無力なうちにネットを被せて集中攻撃

・メデューサ+盲目の悪魔たち
→ダークネス魔法で魔法の明かりも通らない視界無効空間を作り、
その中心に置いたメデューサにファイターが組み付いて移動力を奪って、「お互いがお互いを見えない」=有利も不利も打ち消し合ったフラット状態で殴り合う

・狭い廊下の左右の扉、いずれの奥にもバリケードを築いた獣人の群れ
→スピリットガーディアンやフレイミングスフィアといった範囲持続ダメージを片方に投入し、バリケードごと制圧しつつ、
もう一方は扉の前で戦士が壁になって、その奥にまとまって3体1で殴ってこようとした白兵獣人まとめてウェブの魔法で雁字搦め

・サラマンダー3体
→少しばかり広い空間だったので、暗闇・異動困難・冷気ダメージ・酸ダメージをちょっとずつ与えていくハンガーオブハダル魔法で動きを封じ、
範囲から出てこようとするのをやはりスピリットガーディアンとか盾によるバッシュとかで足を二重三重に封じ、ほぼほぼ完封


といった気分のいい戦闘を続けていけます


イケてるように見えますが、
これどれも「敵に動かれたらヤバイやつ」を封じられる
相性じゃんけんに勝てているばかりなので
実はこれが通らなくなった瞬間に死人が出るということには他ならない。

実際に、ベッドとカーテンの間を行ったり来たりして
遮蔽的な不可視状態を保つヘビ人間の
姿を現す+毒矢二射+姿を隠す
のムーブに対処するのが1,2ターン遅れた時などは
あっという間に私のウォーロックは落とされています。相手、たった一匹なのに!


そうして消耗せずに済む危機一髪みたいなのを幾度か繰り返しつつ、
今回は、この都市が滅んだ原因となった、
女神信仰をゆがめた連中がどうもビホルダー信仰か何かの手先であったこと、
その意匠が、現代今なお活動している邪教集団と同じであり、決してそれが潰えているわけではないこと、

そして、彼らが起こした呪いによって異形化した人々や動物が、自我すら失ってこの都市を徘徊しているわけですが、
そうした「病人」たちをいまだに治療すべく、
この都市で倒れた人のもとにあらわれ、回収しては「研究室」に運び、解剖を行って呪いと病を解き明かす、という妄執に取りつかれた「異形の医者」がおり、
今なお活動を続けていること……


そうしたものを目の当たりにしていきます。

凶器が産んだ呪いが、新しい狂気を産んで、悲劇が加速し、なお数百年たった今でも止まらない。
増して、
「腐敗・劣化する」ことのないこの都市。

「医者」の実験室の、これまでに流された膨大な血液と肉片の、なまなましく残っていること……!!

この街で死ぬことなく徘徊する者達は、
紛れもなく「死ぬこともできずに永劫苦しんでいる」。
「死なせることだけが救い」だなんてのは陳腐な物言いではありますが、
倒すだけでなく、調べるだけでなく、救う必要があるものたちがこの都市にいる事を、
言葉でなく肌で実感できる恐ろしい光景を、今回はたくさん目にしました。
やっていかないと。



二日目も何ならこの流れで行くはずだったのですが、
ここで猫福さんが頭痛でダウン。
朝早くから初めて深夜までセッションとかすると
簡単に自律神経が壊れる勢も存在するのだ。



ここで悪太郎さんが、それならと
どっかでやろうと温めていたふっるいロボゲー「ワースブレイド」を
とうとう引っ張り出してきます。

ロボ→人のダメージは十倍、
人→ロボのダメージは十分の一。
ゲーム内現代の技術では発掘する事しかできない古代遺物であるロボがしかし、戦争の花形になるよりほかないこの戦力格差のある世界観で、


PCたちは、初期状態ではこのロボを持つことができない!


非操縦状態のロボを奪うとか、落とし穴にはめ込むとか。
その辺の泥臭いところからなんとか戦力格差を埋めるところから始まる
草原と砂漠と古代の人造人間、それらの世界を

現在ガンダム00からドロッセルお嬢様までをデザインされてるデザイナーさんが
何十体もロボ描いてるとか
そういう、強く時代を感じさせる物でございます。



メンバーの抜け入れがありうる状態だったので
よしんばを考えてのショートセッションを用意してくれていたとのことですが
思ったよりしっかり抜けが起きてしまった関係で
じゃあもうしっかりキャラメイクしてやっちゃおうということになります。


しかしなにしろ、
世界観が独特かつじっくりたっぷりした情報量、
「弱いところがあると死ぬ」ながら「弱いところを作らざるを得ない」、ダイスパラメータ決定ゲーでもあり
将来性まで考えると、職業・数字を選んでいくだけでもそこそこ時間を食ってしまうので
セッション自体は確かにオーソドックスなスタートシナリオ。

出来たキャラクターはというと

・戦火の最中で見た漆黒の機体が忘れられず、憧れて傭兵になり故郷に仕送りをする、ファッションに聡い女戦士、自称「漆黒の流星」。
・死んだ人が友達、墓場が生家、オバケの師匠に術を習ったという練法師の少女。
・戦争に心を痛め、戦争をなくすために活動すると息巻く、腕を試す機会には全力な(無益な争いはしない戒律を持つ)僧侶の少女。

みんなガチャゲーで当たりそうなキャラづけ……かしましいメンツだ。



とある商会の輸送品が、商売敵の勢力に強奪されたので取り返してきてほしい、
という依頼に挑むのですが、

依頼人がそもそも、機を見るに敏というか
侵略戦争を続けてやまないダカイト・ラズマ帝国なんかを乗客としている
「経済に聡い」感じの方。
まず依頼を受けるだけでもなんか試験あるし、
面と向かったPCたちに、自分たちの価値を競りにかけさせようとするような(まずは全員に600、いくらまで値段を下げる?みたいな)
そんな依頼人。おおう、せちがらい……。



加えて、相手には操兵(ロボ)がいるらしく、
生身の我々にどの程度やっていけるかというところですが、

草原を挟んだ逃走ルートがほぼ割れており(デカいロボ抱えてるからね)、
先回りをする、野営地を抑えるといったことも可能だったもので、

操縦士が休憩に入ったところで、見張りで起きてる連中に「旅人を装って」接触し、注意をそらしたうえで、

こちらで操縦の術を知っている者が操兵にこっそり乗り込み奪うことで、
戦力差をひっくり返してやる


という作戦は、
操兵にこっそり乗り込む要員の隠密ファンブルによってほぼほぼ瓦解。
しょ、しょっぱなから先が……



当然敵は乗り込む要員を囲んだりハチの巣にしようとし始めるので
敵の側にいる囮さんはしょうがない、何も知らん旅人を装ってもらうよりほかないとして
フォロー要員の戦士系は敵を推しとどめられる一に陣取りに、ダッシュするよりほかない。

タッチの差で操兵の起動には成功し、敵もそれ以上の抵抗を続けず制圧されてくれるんですが
恐ろしい恐ろしい。

とはいえ、なんと緒戦から操兵を一体手に入れることができました!
……なんで動いてるかわからないくらいボロッボロなやつで
ヘタすると維持費ばかりがかかりかねないやつですが……


……回収すべき荷というのは、東方の曲刀なのだそうですが
こいつを依頼人に持ち帰ったところ、「柄と鞘は本物だが、刀身がすり替えられている」とのこと。
柄と刀身が別ってどういう剣なんだと文化の違いを目の当たりにしつつ、
それじゃあだめじゃんかと再度、別ルートで逃げた連中を探し、
直近でやっつけた連中にもお話が聞けて、


とうとう敵本隊に接触を図れますが、
こちらにも操兵が一体……これも腕が取れてる……転んだ時に受け身に失敗した奴だ……。


ガッタガタながらも初めての操兵戦にはふさわしい。
あちらの勝負がつき次第、事実上人間側も降伏せざるを得ない所。

ただ、人間側も無力化できたものがいれば、
人質にして操兵を降りることを強要できるかもしれない、みたいなムーブは結構あるようで、
決して見ているだけにはなりません。
時間はかかるが当たれば無力化、という術法をうてる術師に
攻撃を向かわせないための制圧判定でアクションを消費していっちゃう戦士
みたいな感じで人間側も死者など出さずに済むままに、

こちらの操兵がなんとか相手の操兵を
よりボロッボロになりながらも打倒すことに成功します。

こちら人間側も、一人傷こそ負いながら
その他は全員無傷という結果。

なんとか荷を取り戻すのですが……


それで得られたのは、「ほぼ完全に透明な剣の刀身」。

古代遺物の一種であるらしいそれが、

おなじく遺物である、手持ちの「操兵」と共鳴し、

「こんなひどい体を得たのは初めてだ」などと、操兵が操縦者に語り掛けてきます。


……この世界、操兵は実は「生きて」おり、
寿命もあり、過去、偉大な王8人が操兵に「変えられた」といった伝説も残っていて、

操縦者たちは、単に操縦するのでなく、
「操縦者がこうしたら操兵はこう動く」といった、どちらかというと馬なんかに乗るときのような
条件会話の訓練によって動作させる部分も多いそうで、

ランクの高い精神(仮面パーツ)がランクの低すぎるボディに接続されると、
こうして所持者に対して文句、注文をつけてくる例もごくごく稀にあるそうですが……


PCたちは、
曲がりなりにも縁のできた、この語り掛けてきた「操兵」の精神に興味を持ち、
手放すのも惜しがるままに、
これの追加調査をする機会はないかと依頼主に掛け合って、
専属契約をするのなら、その手の仕事を回してやる、とうなずいてもらえます。

おっ、そこそこブラックっぽいところだけど
ホイホイ契約しちゃってダイジョブかな……?

しかしアイマスみたいなものだと思えば……


さて、次回に続く機会はあるかしら。傭兵ユニットというなら依頼毎に別メンバーが出入りしても不思議じゃない気もするしどうかな。
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