mixiユーザー(id:366862)

2017年09月22日15:18

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ぐにょぐにょ書いてたらすっかり遅れちゃってる

今期の泊まり込みセッションのおはなし。
全般的に動きがダメだったなー。
思考スピードの遅さがいつも以上に如実に出てしまった。
根が臆病だからイランところまで目端をキかせてしまうことはあるが
見つけたところを考察し終えるところまでどうしても行かない(そもそも見つける必要のないところに引っかかることさえ多いというのに)。
NPC等に不用意な死人とかは出さずに済んでいるので御の字なのかもしれないが……。


土曜日にナイトメアハンターD、猫福氏GM。
日曜日にN◎VA−D、DD3氏RL。
月曜日に央華封神、悪太郎氏GM。



夏休みはちょっとすぎていますが、ナイトメアハンターはバカンス回。
小笠原近辺の島の一つで、異常現象が確認されたので調査に行く…という名目で遊びにも行けるぞ
というスタート

だったのですが、
このスタートがちょっとバカンスと相性が悪め。
NPが勝手にバカンスを楽しんでくれるノベルゲーと違って
TRPGにおけるPCは「クリアしようとする」傾向にあり
「調査名目」と言われると調査できそうな地点を優先的に巡ってしまって
どうしてもバカンスを楽しみ切れない層がいたり
「バカンスする順番で用意してある」情報入手順の予定何かが狂ったりして
変に調査したために逆に(とりわけNHDでは必要な)”日常的情報”を見逃してしまったりすることがあり。

ここのバランスをきちんと当初から読んでいたPLは
とりわけゲーム内初日は「バカンスする」ことに腐心して
調査にはあまり手を出さない!というスタンスを貫いたりして
「シナリオデザイナーの意図を直接楽しむ」ということを全うしてもいましたが……。



さて、
起きていた怪奇現象というのは「半魚人が目撃された」というもの。
この世界だと、そうした怪奇現象というのは基本的に
「人間の夢に取りついたナイトメアが力を増し、夢だけでなく現実世界に影響を及ぼし始めた」
ものであることが多いのですが、
しかし
「基本的に一般人には”起きたこと”しか見えない」のが普通。
例えば悪夢の中から怪物が現出したとして、普通の人にはそれは見えない。
ただ、怪物が建物を壊したとか人を傷つけたといったことがあると、その被害だけは目に入る……
というもので、
それを越えて怪物が見えるようになるというのは、強力さ加減が半端じゃない個体のナイトメアが要ることを現します。

そうした被害が頻発するようになる前に、怪物そのものである「半魚人」が目撃された、というのは
なかなか不審な事件。


役場の人に宿まで案内され、
宿ではエライ量のメシを約束され、
海辺では漁師の話を聞き(半魚人を見たのはこの人だという)、
それとともに過去視の能力を用いて、
半魚人が山の方を睨み、そちらに歩いて行ったことなどを知りながら、
というあたりでひとまず一泊。

夜の海岸でさっそく半魚人を発見、
山を睨みつつPCを睨みつつ警戒して去っていった後、
PCたちは、じゃあ山に何かあるのか、と向かってみたところ、
今度は毛むくじゃらの狼男だか熊男だかみたいなものに遭遇。
こっちはバッチリ攻撃を仕掛けてきて、かつこれが強い。
何とか逃げおおせるものの、確かにこの島はおかしい。
実際にこうしたものを目撃した漁師さんはどうなっているのか(”悪夢”を見ている張本人かもしれない)を見に行けば、
家はもぬけの殻なばかりか、過去視をするとなんとこのおじさん本人が半魚人に変身して家を出て行っていることが分かるなど。


と、恐怖が蔓延していく中、
まず一夜目に見る悪夢。

メカメカしい機械人間のようなものに、PCのまとめ役であるNPC、オーサーの影岡初美先生が連れ去られるという夢とともに、
その機械人間に傷つけられたPCが、体内に危うく何かの機械を埋め込まれかける、というもの。

を過ぎた朝、さっそくPCたちのまとめ役であるオーサーが行方不明に。

こうなるともはや一大事。
バカンスなどしてる暇もなく、
本腰を入れて調査を開始します。


各所に手分けをした結果、
山稜部には、半ば機械人形と化したオーサーが徘徊し、PCたちを襲う姿が見られます。
しかし、「ダウジング」の能力でオーサーを探す限り、
彼女は山ではなく、海沿いの崖崩れた図書館の跡地あたりにいるように感じられるとか……。
がれきにうずもれたそこに行く術は、今はPCたちにはないのですが、
もしかしたら一刻を争うかもしれない……。


その他の探索で、

銀の眼の姉、金の目の妹という姉妹に出会い(金と銀の眼の男、というのがこの世界での公式ラスボスっぽいポジ設定)、
父と母がともにいないこと、母はすでに死んでおり、祖母の家に住んでいること、
姉は母を、妹は父を慕っていること、
この「父」のことになると、島の誰もが途端に記憶をあいまいにすること(とぼけているんじゃなしに、不自然に”忘れている”)、


島の歴史や資料が残っていた海岸崖沿いの図書館があり、これが三年ほど前の災害で完全に崩れたままになっていること、
色んな事に詳しかった「姉妹」の母がそこでなくなっていること、
遺った資料は役場に保管されていること、
そこは最初に我々を宿に案内してくれた役場のお兄さんが管理してること、

などを知ることができます。



さあ、
ナイトメアハンターの世界では「レミング」という名称で
悪夢を引き寄せている「個人」がいると基本的に定義されています。
今回の現象を起こしている「悪夢」が誰に宿ったものか?というのが、今回必要なものになってくるわけですが、


ひとまず金銀の娘が怪しい、というイメージがつくのもつかの間。

徐々に容赦なく、PCたちの前で「変身」し始める島の人々。
こうした現実世界に出ている「悪夢」は、現出中は「宿主が寝ており」、
また撃退すると宿主のもとに戻るため、
「怪奇現象の時に誰が寝ているか」という探し方にもなるのですが、
逆に言えば、怪奇現象の渦中で起きている人は白。

その夜、島はとうとうその正体をあらわにし、

疑わしかった金と銀の姉妹、
こちらはPCの目の前で怪物へと変貌し(金の眼と銀の眼がそろえばお父さんに会える!と妹が姉の眼を……といった惨劇の描写からの双方怪物化、というガッチリホラーシーン!印象的でした)
続いて宿のおばさんも毛むくじゃらの怪物に。


日中から役場の資料を見に行っていたPCのグループは、
当地で「かなり古い”夢魔”の書籍(メタ的ですが、無印ナイトメアハンターの本が実際の卓に置かれます!)」と、
そして倒れこむ役場の兄ちゃんを回収することができます。
この書籍を見つけたことで、ナイトメアウォール……ナイトメアの形態の一つを破壊できた、とGMに告げられる。
とすると、
この兄ちゃんがレミングだ。


乱暴につなげてしまえば、

「神の夢」に接続するため、あらゆる犠牲を厭わなかった最強のナイトメアハンター、「金と銀の眼の男」。

豊富な知識と資料を持ち、彼を愛し嫁ぎながら、その実力と思想に追いつけないまま志半ばで事故死した、この島出身の女性。

この女性にあこがれ、あらゆる支援を惜しまず、自らもナイトメアの知識を積極的に身に付けながら、徐々に調べる相手への恐怖にむしばまれ、「(誤った古い知識の)夢魔から、自分を守ってくれる人」として、あこがれの人をより強く「夢見てしまった」役場のあんちゃん。



という順番になるのかしら。



オーサーの許可も得ることもできないまま、
彼の夢にダイブするしかなくなったPCたちではありますが、
しかし、彼が見ている悪夢の詳細は、この時点ではほとんどわかっておらず、
ナイトメアウォールの「弱点」となるものもそれほど見つかっていません。
ということで、今少し現実世界での捜査をすることに。


しかし、島民は皆怪物化し(怪物化した島民、というウォール)
街を歩くだけで危ない。
瞬間移動の能力を駆使して隠密行動をとっていくのですが、これだってリソースを吐いていかなければならず、
会わなくてもいいものには会わず、
出会ってしまっても戦わなくていいものとは戦わず。
上手くあちこちをすり抜けていく過程で、
人間体の時から山小屋の管理人さん(現在毛むくじゃら)と仲の悪かった漁師さん(現在半魚人、最初に会ったやつ)に
「山の人ならあっちの方に行ったよ」といった情報を流して戦闘回避をした結果

山のおじさんと海のおじさんが相打ちになり
「怪物化した島民」というウォールが壊れたというお知らせが入ります。
うっそだろお前



その結果得られたものは、
金と銀の眼の男と、その妻、娘二人が写った家族の写真。
……これは何処かで効きそうです。


その夜のうちに、
さっそくドリームダイブ。

夢を通じて、「夢の中の、瓦礫の下の図書館」へ。
水没しているにもかかわらず呼吸のできる不思議な空間にて、
ナイトメアハンター初版のルールブックにはフワっといたクトゥルフ的タコが我々を待ち構えており、

しかしこれは、
PCの「水を操る能力」が最大のパフォーマンスを発揮できる空間ということもありザッパリ攻撃で返されてしまいます。


そうして入った次のウォールには、
役場のあんちゃんと、亡くなったはずの「金と銀の眼の男の奥さん」。
二人は半ば抱き合うような格好になり、
なんというか、
お互いの目と耳を、他のものを見ないで済むようお互いにふさいでいます。

あんちゃんは、
独自に勉強した悪夢の世界が実在していることに恐怖しつつ、奥さんに頼りたがっており(そうすれば一緒にいられるしね)、彼女が島の外に出ていってしまうような情報を見聞きさせない。
奥さんは、ナイトメアハンターの端くれとして、島の出身として、あんちゃんの友人として、彼が恐怖におびえないよう、ナイトメアについての(対抗策にもなりうる)情報の一切をシャットアウトしようとしながら、「彼に最後までついていけなかった自分」に絶望してもいる(という態度があんちゃんの夢の一部である)。


あんちゃんには、ナイトメアの正しい知識と対抗策が書かれた本を提示し、
今の時代のナイトメアとは性質が違うことを説き、
この島を覆う「怪奇現象」は、彼がおびえる、彼を襲いに来たものではなく、彼自身が生み出したものであり、撃退できることを教えなければならないし、

奥さんには、
家族の写真を提示し、少なくとも娘たちは今でも家族みんなで暮らしたがっていること、
いかなラスボスでも彼女や娘たちにとっては大切な家族であることを思い出すこと、

といったものを提示したいのですが、

その前に何より必要なのが、
「何らかの方法で二人を引きはがすこと」、でした。

そのうえで、
”憎いナイトメアハンターたちよ”と前置きの後、娘たちを幸せにしてやれるかと聞いてくる奥さんの幻影はそのまま消え、(本土でよほど強い迫害されたんでしょうね)、
彼女は外で立派な家庭を築いたことと、自分も知識だけはそこに追いつけたという現実を得て
正気に返る役場のあんちゃん。


こうして、何を隠そう(もう何も隠れてませんが)、
「金と銀の眼の男の妻」の出身島での悪夢は、目覚めを迎えたのです。
ハンターたちは、次の連絡船が来るまでのひと時、予定通りの夏休みを過ごすことになります。


仕事を終えてからバカンス、だとバカンスシーン入れられないのだよね……




二日目のN◎VAーDは、
RLからなんと300点の経験点が配布され、
日本軍キャラをPCで作って運用しようという企画。


……なのですが、さっそくこの時点でひとつやらかし。


N◎VAーDで高経験点になったときにできる方向性というのは、
私が考える限り三つ存在します(他にもあるかもだけど)。

一つは、アウターエッジでたくさん増えた超高額ロマンアイテムや、レベルが高くなると性能が跳ね上がる奥義をドカっと買って満足する。
一つは、積み重ねると強力になるものをコツコツ探していって、単純に各種数値を跳ね上げる。
一つは、特殊で強力な効果の多い奥義を沢山使わないと、普段使いではなかなか出来ない特殊現象の発生を探す。


それぞれ相反するものではなく、二つ以上一度に起こすことも可能ですが、
まあ1パート毎に経験点がかかっているので、現実的なラインを考えるとまあどれか一個でしょうか。

で、
私の環境でよくやっている+一番危険視すべきなのは三つ目。

多く、
・ルールバランス的には大したことがないが、描写上エライことが起きているロマン技になる
・ルールに従ってはいるが回避不能即死みたいなことが起き、活躍と対処のコツを(PLもだがRLが)知ってないとバランスが取れなくなる

の2パターンになり、

これが、結構区別付きにくい。


そして、上記のどちらも、まあとりわけ後者、
「アクト・プレイングがRLの制御下から外れる」可能性というものが強力について回り、
それがどの程度の頻度で起きそうか、どのくらいの危険度なのかというのが「わかりにくいように作られている」ことが作成目的そのものである部分もあり、
つまり、
「実際に制御しないといけない」瞬間が来ること以上に、
「いつ制御から離れようとするか目を配り続けなければならない」という負担をRLに強い続けていることになるわけで、

悪い意味でなく、
「きちんと責任をもって、シナリオを管理下に置いて運用する」ことを第一に考えられるRLにとって、

「困った行動をするPL」と同じように
「裁定に困る可能性のあるPC」は
いわゆる困ったちゃんに相当するわけでして。
こうしたRLの場合、もし仮にルールブックの記述で完全なフォローがされていても、
押し通してしまうと「制御、想定から外れたアクトがgdgd化してしまうか、あるいはそうならないよう不必要にピリピリするか」ということになりかねないため、卓全体が不幸になりかねない。



……結局何をしたかというと「電脳の意識体で物理体に対して”不可能である”と明記されていない行動」、
ルールブックの記述に根拠を持てないゴールデンルール適用をわざわざ「しなければならない」行動を
キャラ説明時に「これルール記述上はできちゃいそうなんですよね!」と言っちゃったこと。
(口調はほとんど提案でなく宣言に近かった……)

責任管理系のRLから見てみればこれは「通常ルール記述でのみできる超描写的な事を、RLの許可、ゴールデンルールの裁定なく行使するPLです、アクト中もやっていきます」という宣言に等しいわけで、
これがRLの逆鱗に触れるところからスタートしてしまうという体たらく
(300点キャラともなると”そこ一点”がキャラデータのメインというわけではないし、順当に否定していただいて問題ない部分だったのですが、やり取りが本当にまずかった)。


こういう裁定を「もしかしてできるのでは?」「よしやってみよう」でやらせてくれるRLも多く
何をされてもバランスを取れちゃうRL、PLの提案を優先しちゃうRL、やんならPLが責任持てよというRL、
そうした方々に「やらせていただいている」ことが、半ばスタンダードになっているような意識だった部分は否めません。
あくまで「やらせていただいている」のだということを改めて思い出しました。

(このあたりに対する周りからのアドバイスがまた”言挙げするな”が多数だったのも印象的でしたが……)

で、
じゃあ300点を何に使うかってことなんですが、
(とりあえず私の場合)奥義と超過特技をしっかり用いて、
基本的なリアクション能力などは備え終わったうえで

・プロット追加系の装備から自PCに鼓舞

・※マルチアクション+(他生縁魔)人使い+ジャンヌダルク+ライトスピードでスートが合う限り味方に延々攻撃させ続ける

という昔ボスでやったコンボをPCで使ってみようというデータ組んだんですが
これが結構カツカツ。

リサーチフェイズ中は交渉+8、
戦闘になったら操縦+8+避けの時はドッヂ、くらいのラインで整えていったんですが、


リサーチ時に、完全偽装対象だったり対抗判定というわけでもなく、普通に目標値30とかの情報がたくさん並び、
そのあたりを「27までしかでないです〜!」というのを乱発すると、
「君ら300点キャラでしょ!?」というRLのお声。

あ、ああっ。


つまり、「経験点を何に使う?」のスタート地点に戻るんですが、
「コツコツと数字を高めていくために使う」、
これによって発生する「通常のプレイでは発生しえない、単純に非常に高い数値によるやり取り」によって
人外同士の活躍を見ようということであって……



キャラメイクを終える段あたりでやっと戻ってきていたデータ勘が改めて、
「どの一般技能を組み合わせると達成値がいくつ上がる」というざっくりしたイメージが「お前に必要なのは俺たちだよ」と声をかけてきます。

義体やトロン、ヴィークル・武器オプション前提ですが、

(今憶えている限りでも)
隠密と制作は12上がるし
知覚と交渉と電脳と芸術と操縦は7〜8上がるし
自我や運動は4くらい上がるし

例えば達成値30といったとき、
戦闘時だけでなく、
「あらゆる場面でその程度は全部できる」データが求められて300点が配布されたのであって。

とはいえ、これ前提になる高額装備買ってあれば(実用的な物そろえるとその時点で100点ちかくかかってますが)、オプション類で上げていくだけなら
新規に一般特技とる→その達成値を上げる装備を取る
の流れって20〜30点で出来るのでは


それで1シナリオ目に余り活躍できなかった達成値の不足分を、
隠密3レベル+ゴーストコートとかゴーストフレームとか義体オプションとかでゴリっとあげて
2シナリオ目でやっとまともにリサーチフェイズで札が出せるように。
こうすりゃよかったんやな。奥義モリモリバカコンボなんて求められていなかった……!

それでも「目標値25。出ましたか。では、その人の居場所は判明しません」等はあったけども……!あれ完全偽装かなんかされてたのかな。のわりにゃ2シーン後に行った場所に突然いたな……

しかしこうして書いてると思い出し始めるけれど
キャラ考え始めるいっちばん最初にカゼカゲニューロの日軍版作ろうかと思って、
他のPC案にニューロいると思って、この案バサっとカットしちゃった覚えがあるのだが
今思えば何故カットしちゃったのか……あたまわろし



さて、遠回りしましたが
お話は、
難病の「FOP」を軸とした、兵器開発とテロ対策ストーリー。

FOP……「進行性骨化性線維異形成症」は、現代では難病に指定されている遺伝子疾患で、
基本的には筋肉や靭帯といった繊維組織が、代謝や回復の際に、繊維でなく「骨組織として」再形成される、
主に体に負担がかかって回復するたびに、関節を圧迫し動かなくなる、体が動かなくなる、呼吸ができなくなる……といった段階で進んでいく、
古くは「石化」と呼ばれていたこの現象ですが、

N◎VAの世界ともなれば、遺伝子治療だって不可能ではない。
不治の病ではすでになくなっているものである

……はずなのに、これと同じ症状を示すものがいる。
遺伝子疾患でなく、「脳疾患」によってこれと同じ症状を起こすモノがいる、
これは神経への命令系の異常が起こす物であり、
例えば義体などに単に移し替えるだけでは、変わらず症状を示してしまう……
というオリジナル難病が軸になります。



シナリオ開始当初は、「これに悩まされている友人がいる」というPCが一人いる程度だったのですが……


当初、PCたちに与えられた任務は
神業増やせるんだけど人格崩壊を起こしかねないので、
ずっと前に立ち消えになっている危険なバイオIANUS「ミーミル」の研究が、
今でもどこかで行われているというN◎VA軍へのタレコミの調査。

タレ込んできた相手は、病気の娘の治療法を探しながら3年前に姿を消した、PCの友人であった何でも屋。
残念ながら既に娘をなくし、
いまは、イワサキで、ある研究室の護衛として雇われているようで。

この研究室、どんな奴がいて何をやっているの、
というと、
脳神経の研究をしに来た外部研究室長がおり、
この人が脳神経型FOPの治療研究に携わっているという。

この人が真教浄化派の構成員だというのです。
テロリストやんけ!


GCIが持ってたミーミルの情報の残滓を、おそらく浄化派がイワサキに持ち込み、チハヤに対抗できるだけの研究成果を求めて「一時契約」をしたのでしょう。
これらのことを知るため、古い友人に接触したり、あるいはFOPの治療法につながるのではと単に話を聞きに行ったPCたちが、しかし探りを入れている者としてイワサキ御庭番にグイグイ狙われていく流れを退けつつ、

しかし、ミーミル研究をするのはわかるとしてもFOPが一体何に……?


と言ったことを含めた浄化派とイワサキのつながりなどの情報を単身潜入で掴むPCと、
彼の逃走ヴィークルの保持をしている側のPCたちが御庭番に奇襲を受け、これを退けて1話目はEND.


と書くとシンプルなようなんですが、


エンディング付近で、
FOPだけでなく、特殊な出自のPCに対して欲を抑えられない研究キチの敵方タタラとの(命の危機と隣り合わせの)友好的な交渉による懐柔が成功したり、
宮に任命された部隊長より偉そうな、氏族が同じツンデレ副官カブト少女と、敵方の同じ氏族のカブキ少年の関係の謎が残ったり、

に加え、
高難度の目標値、
リサーチフェイズから現れる追手の脅威度の高さ、
前述のような形で見通しの甘かったPLの存在もあってリサーチ自体への困難さを発生させてしまっていた部分もあり
ここまでで十分晩御飯までかかっております。

あっ文字数。続く。

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