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2018年08月19日10:45

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今月二度目の夢

 こんな夢を見た。(黒澤明監督『夢』のマネ)

 ぼくは誰かの秘密を握っているようで、ある日、その人物の弁護士と名乗る男がやってきて、
「これで納得してください」
 と一枚の書類をぼくに渡して立ち去る。見るとそこにはぼくの口座に五千万円が振り込まれる旨書かれている。口止め料のようだ。
 ぼくは最初、元々その秘密を公表するつもりなどなかったので五千万円もらえるなんて嬉しいと喜ぶが、次の瞬間、こんなに簡単に五千万円も払おうとするような秘密なら、ちょっと交渉すれば一億円ぐらいに上げてくれるのではないかと欲が出はじめる。
 五千万円で手を打つか交渉するか、ぼくは揺れ動く。しかしやがて、自分にはそんな大金をどうこうできるほどの度胸はないので、何もしないで五千万円手に入るならそれで納得すべきだろうと結論を出す。
 だが今度は、これは申告しないといけないのか、税金でいくら取られるのか、受け取ること自体が罪に問われないのか、などという心配が次々に浮かんでくる。
 不安が瞬間ごとに大きくなっていって目覚めた。

 自分がいかに小さい人間かが分る夢だった。
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