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2018年06月25日08:51

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6月25日(月) #1636 「せっかち」は時に人の命を奪う ①

おはようございます。木下藤吉郎です。

今から45年前の1973年(昭和48年)の今日、当年の宝塚記念を制したものの、後のレースでケガをし予後不良とされた競走馬、ハマノパレードが、屠殺(とさつ)処分されました。この処分の際に馬肉が食用として流通された事が明らかになり、動物愛護団体を中心に多くから批判が出ました。

■ハマノパレード - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%8E%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89

■ハマノパレード｜JBISサーチ（JBIS-Search）
http://www.jbis.or.jp/horse/0000029350/

また、今から70年前の1948年(昭和23年)の今日は、歌手の沢田研二(さわだけんじ)さんの生まれた日です。

■沢田研二 - TOWER RECORDS ONLINE
http://tower.jp/artist/278774/%E6%B2%A2%E7%94%B0%E7%A0%94%E4%BA%8C

6月25日月曜日

6月最後の一週間が始まりました。そして大阪府北部で発生しましたM6.1の地震から一週間となりました。次第に電気、水道、ガスなどのライフラインが復旧しつつあり、交通機関も一部速度を落として運転する事がありますが、概ね平常通りの動きを取り戻しつつあります。

一方で大阪モノレールにおいては、昨日は車両の緊急点検のため終日運休となり、今日も点検がまだの車両を使えない為か、間引き運転での運転再開だそうです(不通区間は解消し、全線で運転再開となっている模様。但し間引き運転による不便さを補助する目的で振替輸送は実施)。

こんな場合、庶民の間では概ね以下の二つの意見に分かれるのではないかと、私は思います。
※ あくまでも大まかな話で、細かい違いは内包されているものと考えてください。

1．「JRも阪急も京阪も、1日経ったらちゃんと動き出したのに、モノレールは遅いなぁ。なにチンタラやってんのや！」

2．「モノレール、他の鉄道に比べて復旧が遅いけど、よほど安全対策を徹底されてるんかな。そう考えると早く復旧したJRや阪急などは、ほんまに大丈夫なんやろか……」

さて、この二つの意見のうち、皆さんはどちらの意見に近いと思われますでしょうか？

今回のタイトルからして、もう私の求めている答えがバレているとは思いますが、敢えて素直にご自身の声に耳を傾けて頂けたらと思います。

1．の意見は、言ってしまえば安全性よりも効率性を重視しがちであり、2．は重視する傾向が1．の逆と言えるでしょう。

理論、理屈を考えますと、もちろん鉄道はお客様の命を預かる公共の機関でもあるわけですから、安全対策はしっかり取る必要があります。

ところが、わがままだったり、わがままな人に振り回されていたりな客は、ついつい1．の傾向に偏りがちになってしまうのです。特に後者は時間に遅れると叱責される恐れがあると戦々恐々なので必死になってしまうのです。

しかしながら、こうした1．に多い「せっかち」なキャラクターは、適度な度合いであれば作業能率アップに良い影響を与えることもあるのですが、度を超えると人の命を奪いかねないものにもなると私は思っています。

明日以降、他の例を上げつつ更に掘り下げていきたいと思います。