今年もあと一日で終わり。
まあまあの年だった。mixiを始めたことも自分にとっては大きなニュースだった。
来年はよりよくしたい。
締めくくりに(nomatinさんの“east river”に触発されて)景気のいい曲を載っけようと思って、youtubeをはしごしていたところ、アラン・パーソンズ・プロジェクトの、このうえなく美しい旋律を持った、この曲にたどり着いた。
“If I could change your mind”。 歌っているのはレスリー・ダンカンという、イギリスの歌手である。
フォーク畑の出身で一般的にはエルトン・ジョンのサードアルバム“tungleweed conection”で“Love song”をデュエットした女性、として知られている(作詞作曲も彼女)。
で、画像の下のコメント欄を見て、件のレスリー・ダンカンが今年三月に亡くなったことを知った。
べつに思い入れのある歌手ではないし、アルバム一枚も持っていない。
だけど死去のニュースは妙に心に引っかかった。
思えば今年は四月に義父が亡くなり、十月には、ぼくがお世話になった学校の学長が亡くなった。おふたかたの葬儀に出席し、そのときに感じたもろもろのことどもは中島良太の日記に迷惑も顧みずつらつらとコメントしたので、ここで二度は繰りかえさないが、まあとにかく、今年は死について思うところが多い年だった。
だからかな、そんな年の締めくくりに彼女の歌はふさわしいと思ったのだ。
動画も載せておこう。洗いざらしの木綿のような、素朴な声と飾りっ気のないキャラクターを持った歌い手だ。
これは松っつんに絶対に報せとかなきゃと思って(知ってたかもしれないけど)、今回の日記を書きました。
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