mixiユーザー(id:3209319)

2018年09月19日11:12

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関税はウカイ貿易ルートを成長させるのか?

中国と米国の関税チキンレースがはじまったのですが 今後の展開を想像してみました。
日米貿易赤字が問題視された時 「日本製品」の輸入金額にカウントされないよう 周辺国の韓国や中国に半加工品を輸出して現地でしあげて「韓国製品」「中国製品」でカウントされるよう迂回貿易が成長した記憶 (構造的に韓国は日本に対して赤字 米国に対して大きく黒字になるのだが盧泰愚政権の時ビジネス構造を無視して日本に対する赤字を減らすために輸入制限をして結果 トータルの利益が激減するといったこともあった いまだに学ばず鵜飼貿易だと忌避している向きもみられますね)
「米国製品」は代替できるものがが少なければ輸出は減らないかも 
他国産で代替できる食料品などは輸出が減れば中国以外に販売するだけだから問題なさそう (過去に中国がフィリピンへの経済的な恫喝のためバナナ検疫を不当に強化して事実上の輸入停止措置をとったときのように 該当商品の価格が下がるかも そのときは日本でバナナがとても安く買えました。)
逆に「中国製品」は他国に生産設備を投資するか会社ごと買収を増やして「他国産」のパッケージにし米国へ販売する形が増えるかも該当する国の雇用と輸出が増えて利益は会社を経由して中国に流れるが生産と輸出の経験が蓄積されることで中長期的には該当国の競争力は増えるのだろう 迂回せずに米国に生産拠点を設けて米国内で売る場合もあるだろうけど 中国的にはこれが一番ダメージが大きく米国にメリットが増える形なのかな

中国、6.7兆円の米国製品に報復関税へ 24日から
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=5294842[北京 18日 ロイター] - 中国財政省は18日、米国の追加関税を受け、従来の計画通り約600億ドル(約6.7兆円)相当の米国製品に関税を課すと明らかにした。ただ当初予定から税率区分を簡素化し、最高水準を引き下げた。財政省はウェブサイトで「米国の一国主義、保護貿易主義への対応を余儀なくされ、独自関税で対応するほか選択肢はなかった」と説明した。対象は5207品目で当初案と変わらず。関税率は当初想定した5%、10%、20%、25%ではなく、5%と10%とした。
液化天然ガス(LNG)や鉱石、コーヒー、食用油など、20%または25%の関税を課す方針だった製品には10%の関税を課す。
冷凍野菜やココアパウダー、化学製品など、10%の課税区分を想定していた製品の関税は5%とした。
24日0401GMT(日本時間午後1時1分)に発動する。財政省によると、米国が追加関税を強行すれば、適切な追加対応策を講じる方針だ。
今回の関税方針は、LNGの米中貿易が加速し、メキシコ湾岸の新ターミナルから輸出が始まろうとするタイミングで公表された。
トムソン・ロイターのデータによると、米国が年初から輸出した1490万トンのうち、中国は160万トンを輸入している。
LNG輸出ターミナルを開発中の米企業にとっては、関税問題が事業への最終投資決定に影響を与えている。
ウッド・マッケンジーのバイスプレジデントは、米LNG事業について「関税が続く限り、事業が前進する公算は小さい。(カナダなど)米国外事業が進む機会になるだろう」と分析した。
今後2年間にわたって、米国内で新たなターミナル4カ所などの操業が段階的に始まる見通し。ほかにも、既存・新設ターミナルで鉄道や施設計画が複数あり、いずれも整備促進に最終投資決定が必要となる
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