mixiユーザー(id:3176446)

2018年09月14日15:24

300 view

御奉仕物語

何をわけのわからんことを言っておるのか、としか言いようが。

「弊害」も何も、部下が定時に帰らないで残業するのを前提として仕事の量を
割り振っているほうが、おかしいのではなかとですかね?

>部下のほうは、いつしか残業ゼロを当たり前だと思うようになった

その日のうちにこなすべき業務がきちんと片付いたなら定時に帰るのは、
ごく当然ではないかと思うのですけんども。
学校でも、その日のうちの授業が終われば、帰るのも教室や図書室に残って
勉強するのも自由ですし、後者にしても残って勉強をするのは生徒が
好きですることでしょうからして。
(もっとも、「するべき仕事が片付いていない=勉強ができていない」という
理由から会社・学校に残るのは、それは当たり前のことでございますが)

>「自分は修羅場をくぐって育ってきた。それ以外の部下教育法は知らないですね……」
これは言ってみれば、体罰を受けて育った人がいざ指導者になって、また
体罰を施すような「負の連鎖」ですよ。いずれどこかで断ち切らないことには。

………ま〜…、一億歩譲って自分が経営者・雇う側の立場だったらと想像して
みれば、雇った人が毎日毎日定時を過ぎても遅くまで残って働いているのは
喜ばしい、それが給料を払わなくていい「サービス残業」であればなおさらで
ございますけんども、社員は「社員」であって、タダでこき使ってもいい
「奴隷」ではないんですから。
雇っている人だけで捌けない量の仕事があるのなら、その分雇う人を増やせば
ええのでっしゃろが。

ま〜…(2)、また「自分が雇う側だったら」と想像してみれば、同じだけの量の
仕事で同じだけの利益を上げるなら、なるべく少ない人数で達成すれば自分の
取り分が増えますし、雇っている人にもより多くの労働対価を支払うことができて、
万々歳ですけんども?

もし自分が期待しているだけの働きをしない人がいるとしたら、それは本人の
問題なのですからして、その態度を改めるよう注意したり、目に余るようなら
クビにすれば…って、これで雇う側が暴走するのが、いわゆる「ブラック企業」
なんですな。
「夢」とか「やり甲斐」とか曖昧なことを口実にやっすい給料でこき使い、
うまくいかなければ、責任を全部おっかぶせる。
離反したり脱落したりすれば、それも全部相手に問題があるからで、自身を
省みるなんてことはほんのカケラも。

………まあ、「もし自分が雇われる側だったら」ということを想像できないから
そういうことになるのだと思いますが。
といいますか「ブラック」な雇い主の場合、それを自覚していながら・している
上の確信的犯行で、ポイポイと取っ替え引っ替えのきく消耗品扱いするわけで。

いやまあ、一兆歩譲って、雇われる側の人が自発的にその仕事に対して
「夢」「やり甲斐」といったことを見出していれば、自発的に残業・あるいは
サービス残業までも買って出るかも知れませんよ?

しかしそれはあくまで「自発的に」であって、他人が強引に「ほれほれ、
仕事にやり甲斐を感じろ、夢を持てッ」と押し付けるものではなくてですね…。

フォト


■ゆとり労働で“働き方世代”誕生? 残業短縮がもたらす弊害
(AERA dot. - 09月13日 07:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5286611
3 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年09月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

最近の日記

もっと見る