雑誌「新潮45」で杉田水脈の「LGBTは生産性がない」論文が大問題となったが
その後、「新潮45」が「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」という
特集を組み、もはや泥仕合の様相を呈してきた。
その中で小川榮太郎の論文が
「LGBTという概念について私は詳細を知らないし、馬鹿らしくて詳細など知るつもりもない」
「性はXXのメスかXYのオスしかいない。雄しべ雌しべ以外に『レズしべ』『ゲイしべ』など無い」.
など、とにかく、無知と偏見がひどくて読むに耐えない。
LGBTへの正しい理解は、今の時代に必要なことである。
そのことを強く感じたのは以下の２点。
� 崟�別適合手術を受けて身体が女性に変わるので、もう
男性用ロッカーは使えない。配慮してほしい」
と、通っていたスポーツジムにそう求めたのに、ことさらに「男性」扱い
されたとして、
そのスポーツジムに対し訴訟を起こし、最終的に和解成立となった（2017年）。
��日本におけるLGBTの人口比率は7.6％。実に13人に1人である。
（2015年、電通総研ダイバーシティラボによる調査）
�，砲�いては、性的マイノリティ者が不当な差別を受け、訴訟を起こしたら
裁判では彼（彼女）の主張が認められるのである。
�△蓮△發呂�LGBTが特殊とか、個人的に受け入れる、受け入れないという
ことではなく、一般的なことであることを示しているといえるだろう。
いままでにLGBTのセミナーを２回受けた。
1回目はLGBT問題に取り組む弁護士（南和行氏）の話。
2回目は息子からゲイであることをカミングアウトされた母親の話。
セミナーに参加したのは、特に理由があるわけではなかったのだが
非常に勉強になった。
まさに、自分の知らない世界が身近になった気がしたのだ。
自分のLGBTの理解としては、ひとりひとりが、皆、違った性の
ありようを持っていることが大事だと思っている。
�ー匆馘�な性（見た目）
�⊃搬里寮�
��心の性
�だ�的指向（誰が好き？）
� 銑い料箸濆腓錣擦砲茲辰董△劼箸蠅劼箸蠅�、違った性の
ありようを持っているということになる。
（セミナーで見たDVDでは、登場人物が
「私は社会的な性と身体の性は女性」「心の性は男性」
「結婚相手は女性」という自己紹介をしていた）
LGBTの理解には、専門書を読むのがいいのだろうが、
難しいかもしれないので、セミナーに参加するのが
いちばんいいと思う。
講師の話は興味深くて面白いし
配布される参考資料もシンプルに書かれていてわかりやすい。
とにかく、LGBTへの正しい理解は、今の時代に必要だということを
重ねて強調しておきたい。
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