大阪府内で、2018年繁殖期に複数の地点で記録のあったエリアを4つ選んで、ハッカチョウのセンサス調査を初めてみた。コースを紹介しておこう。
・りんくうコース:りんくうタウン駅から、りんくう公園を経由して、マーブルビーチ沿いを歩いて、吉見ノ里駅
→りんくうタウン駅と田尻港周辺は、けっこう以前からハッカチョウの情報があるエリア。さらに周辺の羽倉崎や岡田浦での情報もある。今後、面的なハッカチョウの分布域になるかもしれない候補地の一つ。
・淀川右岸コース:淀川右岸沿いを柴島から姫島まで。
→言わずと知れた大阪府で最初にハッカチョウが繁殖を始めた場所。それが現在まで継続しているし、さらに周辺での情報も多い。今年は塚本のところでも多数観察されている。すでにハッカチョウが面的に生息しているはずのエリア。
・河内長野コース:千代田駅から外環状線沿いを歩いて、河内長野市役所から千代田駅に戻る周回コース。
→数年前から情報があるエリアだが、今年になって千代田駅、外環状線、河内長野市役所など、ハッカチョウ情報が急速に増えた。一番新顔の面的分布の候補エリア。
・猪名川コース:猪名川沿いを池田から尼崎まで。
→大阪近辺では、一番古くからハッカチョウが繁殖している軍行橋周辺を始め、猪名川沿いではハッカチョウ情報が点在している。ここも面的にハッカチョウがすでに分布しているかも。と考えた。
で、4コースを1回ずつ調査した結果、記録されたハッカチョウは、
・りんくうコース:1ヶ所で3羽の群れ
・淀川右岸コース:1ヶ所で1羽
・河内長野コース:1ヶ所で1羽
・猪名川コース:0羽
とりあえず、10月はハッカチョウが見つかりにくい。と覚えておこう。
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