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2018年10月21日18:09

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基礎研究について

■下村脩さん死去 2008年にノーベル化学賞
(朝日新聞デジタル - 10月21日 17:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5341152

謹んでご冥福をお祈り致します。

今国立大学では、殆どのアカデミックポストが5年任期となっている。5年以内に成果を出さなければクビ。
これでは5年で成果を出せない大きなテーマには取り組めない。研究費もキチガイ小泉政権以降大幅に減らされた。大学が「韓国化」しているのだ。
小泉に大学の成果主義化を要求したのはキヤノンの御手洗会長(当時 経団連会長)である。こいつも屑売国奴だ。死ねば良い。

以下は下村先生がノーベル化学賞を受賞した時の日記である。
この当時から状況は全く改善していないどころか、更に悪化している。このままでは、将来、下等動物糞チョンの様にノーベル賞が夢のまた夢になるぞ。
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http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=631825&media_id=2
↑この下村先生の研究の動機は「(オワンクラゲの)何が光っているのか、不思議だったので調べてみた」だそうだ。不思議だから調べる、知りたいから調べる。これぞ学問の基本である。何の役に立つか、それによってどんだけ儲かるかなど知ったこっちゃない。基礎学問とはそういうものだ。

発見当初「美しいだけで、何の価値もない物質だった」というGFP。
それが’90年代以降、分子生物学、医学、生命科学の研究に欠かせない“武器”としての活用方法が見出され、世界中で利用されている。
「(GFPは)我々の研究にとって、空気や水同然の無くてはならないもの。まさか、これを発見したのが日本人だったとは‥‥」下村先生受賞のニュースに接した日本人医学者のコメントである。
世の中、何が将来どう役に立つかなど、神のみぞ知る、だ。
国公立大学とは本来金儲けとは無縁であり、こういう基礎研究にこそ力を入れるべき機関なのに、ここ数年どうもおかしい。

便所御手洗経団連会長の進言に基づき、国公立大の予算配分にも「成果主義」を取り入れたためだ。
もう、ほんと、アホかと、馬鹿かと

日本を滅ぼしたいのか?>便所御手洗経団連
いったい何をもって成果とするのか? 
下村先生のGFP発見当時、数十年後のノーベル賞級大成果を予見できた人間がこの世にいたとでも???
こういう基礎学問を疎かにすると、ほんと日本は滅ぶぞ。
今回のノーベル化学賞が上記のような狂った方針に一石を投じてくれりゃ良いのだけど。。
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