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2018年04月22日11:36

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男の必修映画DVD/Blu-rayしりとり日記:「い」


男の必修映画…それは、眉をひそめる婦女子にも、人生経験の乏しいガキどもにも受け入れられないエロ・グロ・バイオレンス・アクションに彩られた作品たち。あるいは男たちの友情と仁義など、野郎にしか理解出来ないリリシズムとハードボイルドイズムが横溢する作品たちのことである。そんな映画に酔いしれながら、今宵もオールドクロウのグラスを傾けようではないか。作品は毎回シリトリで、俺mackが厳選チョイス。シリトリ継続が困難な場合は、懺悔としてクズな映画を飲み込んでやろーじゃないの!

というわけで、「い」ではじまる映画はこちら↓

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「イングロリアス・バスターズ」!

どんな映画かといいますと

(mack的キャッチコピー)
…極悪非道なSSも、震えて逃げる野郎ども!鬼畜の所業と言われても、復讐するは我にあり!ナチは殺して捌いて頭皮剥ぐ!それが俺たち〈バスターズ〉!

てな作品。

過去日記はこちら↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1761655202&owner_id=2940502


タランティーノ映画としても傑作というだけでなく、2000年代のアクター発掘映画としても重要で記憶すべき作品。キャストは後に大活躍する人ばかりで、今見直すとタラさんの先見の明に驚かされてしまうんだよね。ヒロイン役のメラニー・ロランは「オーケストラ!」や「ミモザの海に消えた母」などフランスを代表する女優として認識するようになったし、彼女に恋するドイツ兵役のダニエル・ブリュールは「ラッシュ」で世界的知名度を上げました。ドイツの女優を演じたダイアン・クルーガーは、「すべて彼女のために」でも印象的で、先日「女は二度決断する」の日記を書いたばかり。そして英国部隊長を演じたマイケル・ファスベンダーについては説明不要ですよね。バスターズのメンバーでは、ドイツのアクション俳優ティル・シュバイガーに注目。レンタルDVDで出ている「ニック/NICK」シリーズはオススメです。ユダヤの熊を演じたイーライ・ロスは、役者より監督として後にハマることになりました。

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で、何よりも大事なのはクリストフ・ヴァルツの存在。ドイツ語、フランス語、イタリア語、英語(ドイツ訛り)を自在に操り、チャーミングな笑顔を振りまきながら非道な行為に手を染めるという最高の悪役。素晴らしかったですよね。ちなみに彼が冒頭訪れる農家の娘役でレア・セドゥも出てるので、「007スペクター」より前に共演していたというのが今回の再鑑賞で発覚。あと10年後に見直すと、また新たな発見があるかなぁ?
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