歌手・女優として世界で活躍しながら木版画家 ジュディ・オングさんの活躍は 凄いものがある。
古川美術館での展覧会を観てきた。
以前にもジュディ・オングさんの木版画の展覧会を観たことがあり、その時は ご本人のトークショーとサイン会もあって、図録や著書を買って サインをしてもらった。
ジュディさんは とても美しい人であった。
今回は、展覧会を観ただけである。
ジュディ・オングさんの木版画は、日本家屋や花をモチーフにしていて、初期の作品は白黒で表現されていたが、ベンガラやグレーなどの色彩表現が見られるようになった。
日展の入選を重ね、特選を受賞したこともあるジュディ・オングさんの木版画家としての活動は、本格的なものである。
私は ジュディ・オングさんの木版画が好きだ。
日本の建物の美しさを とても良く表現していると思う。
花の版画も素敵で、サイズがお手頃で こんな版画が 自宅にあったら良いなあ。と、思うくらいである。
日本家屋の木版画は 展覧会に出品したもので、大きさが100号もあるので、美術館で観るしかないサイズである。
ジュディさんは、以前、「古川美術館の方にお世話になった。」と、言っていた。
サインをもらう時に、「古川美術館で 作品を観ました。」と、私が言った時の 言葉であった。
その時は、古川美術館ではない美術館での展覧会だった。
私は ジュディさんの歌は、「魅せられて」しか知らなくて、歌手としてのジュディさんのファンではない。
木版画に魅せられている。
ジュディさんは、最近では日本介助犬協会のサポート大使としての活動をしているそうで、ジュディさんがデザインしたTシャツの展示もしていた。
また、ブランド物の手袋の展示もあり、歌手としての活動で使用していた手袋が古びてきたら、版画を彫る時に その手袋を使用することを知った。
女優さんの手を守っている手袋なんだと思った。
この展覧会は 10月8日まで。
ログインしてコメントを確認・投稿する