5月27日
毎回のように、午前7時の豊橋発の新幹線に乗って 東京にやってきた私。
この時間の新幹線に乗れば、効率よく 東京巡りができる。
まずは上野へ。
東京都美術館で「バベルの塔」展を観た。
ブリューゲルの「バベルの塔」は、オランダのロッテルダムにあるボイマンス美術館が所蔵している絵である。
2014年の夏に 私は オランダ旅行をした。
ロッテルダムにも行き、ボイマンス美術館にも出かけた。
「バベルの塔」の絵は、その時にも観た。
思ったよりも小さな絵だった。じっくりと観たわけではなかった。
ボイマンス美術館の中には ほとんど人がいなくて、観光客は ここまで来ないのかな。と、思った。
今回 再び この絵を観て、こんなにいろんなものが描き込まれていたのか。と、改めて知った。
この絵について こんなに細かい説明書きがあって、東京芸術大学での「バベルの塔」の模型の展示も観に行ったので、こういう絵だったのか。と、ビックリした!
この展覧会では、版画が多くて、こんなにボイマンス美術館に 所蔵されていたとは知らなかった。
私が観たボイマンス美術館のイメージは、素晴らしい風景画が多く、ダリやピカソやマグリッドの絵が印象に残っていて、こういう宗教画は あまり観なかった。
ムリーリョの「聖母子」の絵は見た。
私が観に行った時のボイマンス美術館では、版画は 展示されていなかった。
ヒエロニムス・ボスの「聖クリストフォロス」の絵は、オランダ旅行の写真の中にあったので、その時に観ていたと確認した。
ブリューゲルの版画は、ヒエロニムス・ボスの影響を多く受けていて、最初の頃の版画は ブリューゲルの作品なのかボスの作品なのか区別がつかない感じだった。
版画を見ると、目がとても疲れた。
実際に ロッテルダムのボイマンス美術館に行くと、落ち着いた感じの街の中にあり、
美術館の中は 静かで じっくりと絵を堪能できた。
印象派の絵が多かったり、ゴッホが男の人の肖像を描いた絵が なかなか良かった。
「バベルの塔」の絵も 独り占めで観れた。
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