夕食後、雨音を聞きながら歌の練習。
9月20日のたんぽぽライブで歌わせていただくTedさんの歌ふたつ。
今日は「錆びたガードレール」に取り組みました。
このような状態のパソコンの前に座って反復練習♪
Ted先生と二重唱の繰り返し〜細かい歌い回しを覚えるにはこの方法がいちばんです。
車を乗り回した青春時代をうたったこの曲。
一度聞いて、大好きになりました。
車には縁のない私ですけど、歌詞のそこここに懐かしさと切なさを感じます。
さて、どんな感じで歌ったらいいのかなあ・・・
歌詞にいくつか出てくる車用語を調べて、歌のイメージをつかむことにしました。
まず、タイトルにあるガードレールの定義を確認。
「ガードレール(英語:guardrail)は、道路の路肩や歩道との境界、中央分離帯などに、設けられる防護柵であり、車両用防護柵の一つ。ビーム型防護柵、たわみ性防護柵として取扱われる。」(wikipedia)
あの独特の形状は衝撃を吸収するためのものらしい。形には意味があるんだなあ・・・
次はここ。
自慢の真っ赤なトレノ
トレノ? どんな車? はい、検索。
「スプリンター・トレノ (SPRINTER TRUENO) は、トヨタ自動車が生産していた自動車で、1.6Lクラスの小型のスポーツクーペである。」(Wikipedia)
駄目だ、こりゃ。さっぱりわからん。
うーん・・どうしよう・・・そうだ!
トレノという車を懐かしく思う人は、Tedさんだけではないのでは?
「トレノ 思い出」で検索。
いらっしゃいました。
トレノに女の子を乗せた青春時代の思い出を綴ってらっしゃる方が。
http://1etc.seesaa.net/article/17872356.html
トレノ・・・車好きの若者を惹きつける、ちょっとかっこよくて、ちょっと運転しがいのある車・・・というようなイメージが浮かんできます。
そして、ここ。
埋立地の交差点
いつも派手にドリフト
決めてたあなたの
自慢げな横顔
まず、「ドリフト」を検索。
「車体の慣性力がタイヤと路面との摩擦力の限界を超え、グリップを失った状態において、前輪、後輪を問わずタイヤのスリップ状態を発生させながら走行すること。または意図的にそのような状態をコントロール、維持する走行方法のこと。「ドリフト」とは英単語の"drift"(漂う)を語源としている。」(Wikipedia)
駄目だ、こりゃ・・・と投げ出しそうになるのをぐっと我慢して繰り返し読んでみると・・・
ああ、なるほど、ポイントは定義の後半だな。
「意図的にそのような状態をコントロール、維持」すると、drift=漂うような独特な浮遊感と、そのような状態を自分の運転テクニックで意図的に作ることができたという達成感が得られるんだ、きっと。
だから、「自慢げな横顔」になるんだよね?
ドリフトのようなテクニックを可能にするトレノ、しかも真っ赤なトレノ、というちょっとかっこいい車で、仲間と運転テクニックを競い合った青春。
その自慢のトレノにガールフレンドを乗せて夜通し走って・・・
川沿いの左カーブ
飛び出して泣いてた
あなたの横顔
左カーブに失敗してガードレールにぶつかる。
敗北感、罪悪感・・・もしかしたら自慢のトレノにも傷がついたかもしれない、しかも彼女を乗せている時に・・・そんな悔し涙の彼に、彼女はどんな言葉をかけたのだろう・・・
この街のはずれの川沿いの道
あなたが曲げたガードレール
何年経っても、ガードレールの錆びた傷跡を見ると、あの時を思い出す・・・
少しずつ、この歌に描かれるドラマが私なりに見えてきたかもしれない・・・
今夜はもう遅いから、明日また練習しよう。
明日もTed先生と二重唱♪
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