mixiユーザー(id:28703480)
2016年08月26日08:35
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イントゥ・トゥモロー
９月に横浜でC＊L展をやる
C＊Lは「シエル」というフランス語で「空」
「シェル」とういう英語で「貝がら」
真ん中のアスタリスクはガレキの破片を表している。
今回のテーマは[Un−take]
完全な造語であって、アンティークという意味と・・・
tekeの反対・・・つまり受け入れ拒否であるとか・・・連れていけないとか・・・そんな意味をこめている。
作品展なのだから、それを言葉で説明するのではなく・・・本来は作品で示さなくてはならないんだけどね
どうも力不足で・・・昔のLPレコード時代についていた作品以上に饒舌なライナーノーツや実際には使われない「指人形」や「お面」のような付録のようなものだと思ってご容赦いただきたい。
ところで・・・それら造語を作る時、或いはアートそのものは「切り口」だと僕は考えていて・・・
例えば郷ひろみさんの「およめサンバ」とかがわかり易いと思うんだけど・・・
「およめさん」と「サンバ」・・・もっというと「産婆」までひっくるめて一つの世界観を構築する、一見全く関係のないものに共通の性質を見出したり、似て非なる部分のテクスチャーが面白かったり・・・それが大事だよ〜
いち・に・さんば、にぃ・にぃ・さんば
(￣
￣)
例えばアンテイーク家具なんて言うのは長い年月を経て大事にされてきた「宝物」のような性質を持っていて・・・一方で「放射性廃棄物」は長年に渡って大事に管理しなくてはならないという同じ性質があったりする。
その理由は逆のベクトルなのだが・・・「大事に管理」するというのは同じ・・・そういうのが面白いなあって思う。
例えば・・・こういうポスターは遺体を家族に還したい、或いはミッシング・パーソンの行方探しっていう目的で張られていても、指名手配に見えてしまう。
どちらも捜索という意図があるのだけど・・・
なんだかなあ・・・って思ってしまう。
例えば・・・新車の値段を１トン１００万とすると１００ｇで１００円・・・重さと価値はポテトチップスと同じという事になる。
つくづく世界は見方次第だと思う。
アートというものは別に「王様は裸だ」という告発する事ばかりではないとは思うんだけどね
ただ、ちょっとモノの見方を変える事だとは思う。
それは例えばヤ○ザ映画を見終わって映画館を出たときに肩で風切って歩くような感覚に近いのかなあ・・・
そんな具合に見ていただいた方が・・・被災地を感じてくれたら嬉しいなあって思う
僕の作品は「怖い」とか言われちゃうんだけど・・・もし、そんな具合な違和感を感じてくれたらそれはそれで嬉しいんだ
「イタミ」は力という持論を持っていて・・・人間はイタミがあるから危機を回避できると思うから。
別に警鐘を鳴らしたいわけでもないんだけどね。
ただ、やはりドキュメンタリー番組や震災関連の写真集とは一味違うと思う
それが5年間という年月と生活という視点なんだと思う
どうかよろしくお願いします
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