この世知辛い世の中、懐かしい電話はうれしいものです

昨日帰ってから、転送で「○○です。わかります？」一瞬間が空いて、もう一言話をして思い出しました。

２１年前にお世話をした元男性会員さんでした。うちを思い出して電話をしたとのことでした。

２１年も立っているから私達夫婦が、まだやっているかの確認の意味もあったのだと思います。

奥様も当会の会員さんで、２年くらい前までは奥様から１年に一回ぐらい連絡がありました。

奥様は一人でためてしまうような方でしたから、結婚して子供が生まれ、家を建て直し男性の親と同居し、

男性のお母様が倒れ、嫁と母親と妻の３役をやりいろいろとストレスをためてしまい、病院へも通ったほどでした。

その都度、男性に連絡をとりましたがなんとか２２年間の夫婦生活までなりました。

男性が個性的で、男らしいというかとても短気で、奥様とのご縁の前、お見合いに出向いて行き

女性がたった１０分遅れたということで、こちらに電話がかかり「俺は３０分前から来ていて４０分も待っている。帰る！」なんて言う男性でした。

今の奥様とご縁があって、奥様が妊娠した時も思いやりにかけ、つわりを汚いと言うほどでした。

でも私達夫婦の言うことは、親代わりと思っているのか、「お前も子供の制作にかかわっているのだから、二人三脚で子供が生まれる準備をしなきゃだめだ」と主人の言葉に

素直に聞いたみたいで、その後は奥様からの連絡は入りませんでした。

最後に奥様が連絡をくれたのが１年ほど前、お母様がなくなったということでした。今はお父様と、娘２人、ご主人と５人暮らしだそうです。

娘さんも上の子が高校２年生、下の子が中学３年生の受験生だそうです。

彼も５５歳になったそうで、すっかり丸くなったお父さんでした。

奥様も旦那さまが威張ろうとしても、娘達が助けてくれます。３対１ではさすがの彼も好き勝手なこと言えないでしょう。

久しぶりの会話ではありましたが今までの彼のイメージからは信じられない言葉が出ました。

「母ちゃんには、感謝している。」その一言が奥様の今までの苦労を軽減してくれるものだと思っています。

「奥さんにはその一言、言ってあげたの？」

「恥ずかしくて言えない」

「それじゃ態度で示してあげれば、たまには美味しいもの食べに行こうとか」

「子供たちがいろいろ知っていて、家族で行っている」

「だめだめ、それじゃ奥さんには通じない、二人で行ってあげて」

私達が元気でまだ仲人をやっているとの言葉を聞き、今度奥様と二人で遊びに来てくれるという約束をして電話を切りました。

懐かしい電話で５５歳になった彼と積もる話などしてみたいです。

まだまだ会員さんの結婚までのお世話に頑張る私達夫婦です。

結婚はやっぱり仲人婚活で神奈川・東京の方のお世話をするティーワイマリッジです。
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