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mixiユーザー(id:280664)

2018年02月12日20:53

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咲-Saki-阿知賀編 公開記念トークショー

昨年7月に映画「咲-Saki-」の円盤発売記念の体で、監督をお招きして大いに語っていただくトークショーが開催されました(有志企画)。

それが大好評(俺調べ)だったこともあり、今回、続編となる「咲-Saki- 阿知賀編」の劇場公開を記念して、再びトークショーが開かれることとなりました。追加ゲストは新道寺の白水哩役 高田里穂さん、安河内美子役 琴海りおさん。会場は前回同様、阿佐ヶ谷ロフトA。

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今日のために用意されたコラボメニュー。

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500円以上の注文、2品目から1品につきプレゼント抽選券がもらえます。

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なんもかんも政治が悪いジュースのカップは映画の中で羊先輩こと江崎仁美が飲んでいたのと同じもの。もちろん大人気で「政治ジュース」とか「政治が悪いジュース」とか呼ばれていました。

開演前に司会のいのけんさん、セカイさんがそれぞれのお気に入りである小走やえ、白水哩についてプレゼン(という名のダイマ)。王者小走は主な出番がドラマのほうでしたが、先日の舞台挨拶で脚本を担当した森ハヤシ氏から「初稿で『ニワカは相手にならんよ』のセリフを落としたら、小林立先生に『このセリフを落とすのはさすがに…』と釘を刺されたことが明かされています。

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開演時刻となりゲストのみなさま登場。最初に30秒だけ撮影タイムが設けられました。私は整理番号6番を確保したガチ勢でしたので最前列左側の席を確保していたところ、高田さんの真正面。モナリザのような美しさでした…。

さて、小沼監督からは「咲実写化2.6次元演出戦略」と題してのプレゼンがありました。前回は「2.5次元」でしたので、0.1だけ3次元へ寄っています。これは、長野編を踏まえて小林立先生から「阿知賀編では髪型や衣装など、3次元で違和感ない方向へ寄せてほしい」と要請があったことによります。また、小林先生からは原作で描かれていないところを実写オリジナルで強化することも依頼されていたそうです。

プレゼンは「まず忘れてはならない」こととして2016/9/2、ヤンガンで実写化が発表されたときのネットの反応を振り返るところから始まりました。まさに袋叩きといった様相のツイートが並んでいました(ちなみに当時、この反応を見てあるプロデューサーがアカウントを消したとか何とか)。

しかし、前回のトークショーで明かされましたが、実写化が発表されたまさにその前日に、既にドラマ・映画はクランクアップしているんですよねw。

今回は以下の4つの観点で解説がありました。

1.前作と今作の違い

まず咲-Saki-は舞台探訪勢など非常に熱心なファンが多い。下手に改変したり妥協したりすると必ずそっぽを向かれる。徹底的に原作を再現する、方針で前作は作られました。するとやはり「コスプレ感がどうこう」言う人は出てきます。和のピンクのデカリボンとかね、仕方ない。

今回は長野編でいったん受け入れられた2.5次元から、少しだけ3次元に近づけられました。例えば白水のリボンも地味な色に変更されたり。安河内も漫画ではだいぶ個性的な髪型ですが、実写では雰囲気を残しつつも違和感がないラインを追求されています。

また、ここだけの秘蔵ショットとして江口セーラの衣装合わせの様子… 学ランVerのセーラの写真が公開されました。最終的にはパーカーに落ち着きましたが、まずは原作再現でやってみて、検討の結果学ランは断念されました(小林先生はわりとこだわっていた模様)。

もう1点、物語の構成として阿知賀は「全編クライマックス」であり、「大将戦より先鋒戦のほうが重い」という特徴があります。主人公はシズ(大将)だし、ラスボスは照(先鋒)というのも歪なポイント。このため、阿知賀編では「晴絵のトラウマ(準決勝の壁)」がストーリーの背骨とされました。

2.キャラと物語

阿知賀編は「キャラが育ちすぎている」と監督の弁。確かに、原作は「異能バトルものエンドレス連載」ですが、映画は最大2時間くらいで決着しないといけないことから前作同様「青春部活もの」の体をとります。とはいえ長野と違いほとんどのキャラが能力者なので…。うまくまとめるために以下のような手段がとられました。

・すこやんの笑顔を封印(ふくすこ漫才ほぼゼロ) → 赤土さんを苦しめた敵として強調
・各キャラにわかりやすい役割をもたせ、それ以外の描写は削る
  強い敵: セーラ、小走
  解説役: 菫、船Q
  弱い敵: 亦野、泉
 亦野はフィッシャーという言葉自体が出てきませんでしたね。

3.身長との戦い

長野編を見た方はみんなこう思いました。「ゆーきがデカすぎるwww」「池田デケぇな!!」

この違和感を阿知賀編では徹底的に対策した小沼監督の英断。具体的には、できるだけ足元を映さないアングルとし、セッシュウ台と呼ばれる踏み台を置いたり、ヒールスニーカー(上げ底靴)を履かせたり、逆に背の高い人はヒザを曲げたりといったことを駆使して可能な限り原作の身長差を再現する努力がなされました。予告映像にもある全員が輪になって挨拶するシーン、灼役の中山さんの足元が映ってないのですが、ヒザを曲げて中腰になっているのがわかる秘蔵の別アングル映像が示されました。ただ、通常の実写作品では、このようなことはあまりやらないそうです。

4.能力の実写演出

阿知賀編といえば照のコークスクリューツモ(正式名称は「ダイナモ」)、菫のアーチェリー、たかみーのハーベストタイム、白水のリザベーション、姫子の満貫キーなど「えっそれマジで実写にするの?」と心配になる能力がてんこ盛り。しかし監督はこれにも果敢に挑んだわけです。

照のダイナモについては「ダイナモ空間設計」とかいうパワーワードで、巻き起こる風がどのように吹き荒れて、それによってカメラをどう動かしたか、といった解説がなされました。また、引きヅモの腕の振りは咲と同じフォーム、牌を倒したときに青く光るのも咲のイメージカラーを踏襲したもの、など姉妹であることを示す表現も盛り込んでいたと。いやはや脱帽。

細かいところではもっといろいろあるんですがこのくらいで。

舞台挨拶でもおっしゃっていましたが、こんな漫画実写化が原作ファンに受け入れられて2作目が作られるなんてまさに奇跡だと。しかし我々は、まさに「捨て駒、任されました!」の気持ちでファンの厳しい目に立ち向かう選択をした監督の意志、それに応えたスタッフの努力が、この結果を引き寄せたのだと確信しています。Yahoo映画レビューで公開当日から数日前まで1位に君臨していたのがその証拠のひとつでしょう。

https://movies.yahoo.co.jp/ranking/point/

休憩を挟んだ第2部は、Q&Aコーナーでした。いくつかご紹介しておくと、

・小林立先生には未だお会いしていない。メールではたくさんやり取りした。

・阿知賀編のGOがかかったのは5月ごろ。ただし、その時期だと吉野の桜は散ってしまうので、監督1人で夜行バスに乗って吉野へ行き、桜満開の風景を撮影しておいた。

・オーディションは約300人。最初に決まったのは灼の子役の子。逆に最後まで決まらなかったのが哩と姫子。

・大亀あすかさん(姫子の中の人。映画では越谷女子 宇津木玉子役)は普通にオーディションに来ていた。

・衣役 菊地麻衣ちゃんは身長が1年で8cm伸びた。

などなど。最後は時間の許す限り、未公開オフショットを見せていただけました。とにかく貴重な写真の数々。たぶんこの先もどこにも出て行かないやつでしょうね。いいものを見せていただきました。

こうして制作の裏事情を赤裸々に語っていただき、改めて、咲-Saki-実写化プロジェクトのみなさまが、ファンの期待を裏切らないことを最優先にがんばってくれたことがとてもよくわかりました。感謝しかありません。どうやら第3弾は本当に何も決まってなさそうなのですが、ぜひ全国編もやっていただきたいものです。そのころには咲役 浜辺さんのギャラはすごくお高くなっているかもしれませんがw。


イベント後はすぐ上の居酒屋で打ち上げ。さらにその大半は、そのあと新宿バルト9で行われる舞台挨拶(トークショーにゲスト出演されたお三方)に向かいました。

(私は竹達彩奈が出演する実写映画の完成披露上映会に行く予定だったのでここで離脱w)
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2018年02月12日 23:48
    お疲れさまでした。トークショー終わったばかりでここまで詳しく日記にしてくださり
    たくさん映画の裏話やトークショー内容が知れて嬉しかったです(^^)

    立先生からの注文もけっこうあったこと、そして監督が役者さんが忠実に、そしてそれ以上の仕事をしてくださったこと
    がこの映画の大成功に繋がったのではないかとこの日記を読んで思いました。

    このような作者と監督との綿密な打ち合わせや細微までの丁寧な仕事、
    皆が一丸となって作品を最高のものにしようとする心意気などなど

    数多くの原作崩壊の漫画原作実写映画が成功するための秘訣がここにあるのではと
    思うようなトーク内容であり
    これだけ原作、映画、ファンのことを考えて作られた作品は絶対面白いものになると思いました。
    私も作品の一ファンとして深く感謝いたしております。わーい(嬉しい顔)

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