コニカSのレンズをバラす

　レンズボードのネジを６つ外し、後ろ側から取れるものをどんどん取ってみた。ヘリコイドを残すと10cm以内にしかピントが来ないので外してしまったが、そうなると5-60cmのところでピント固定となる。贅沢に花専用にしてしまうのはいいとしても、使い勝手がよろしくない。ちなみにヘリコイドはその気になればまた付けられる。

　シャッターは温存されていてバルブ固定、絞りもそのままなので絞り環で設定可能。ただしヘリコイドを外した状態で鏡胴の一番手前にあるのは絞り環。うーん、マウント改造しにくいな。絞り環をマウント側に固定して、鏡胴側を回して絞りを設定すると言う手もあるにはある。

　フィルタ径が49mmだったのでリバースリングで花を撮ってみた。やっぱヘキサノンはいいなぁ。開放で撮ってみるとピント面前後のボケが美しい。少し絞った方がコントラストは上がるが、開放でもほとんど滲みが見られない。最終的にどういう使い方になるのかまだ分からない。このレンズ専用でNEXが欲しくなってしまう。

　写真左：ヘリコイドまで取り去った状態。一番下が絞り環。　写真中：リバースアダプタで絞り開放。毎年一輪だけ咲くミニバラが今年もひとつだけつぼみを付けた。　写真右：中央等倍切り出し。うーわアブラムシが写ってるよ。凄い解像度。それにしてもどこから飛んで来るんだろ...