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2017年03月31日06:25

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BELL14とDonkey110とディスクカメラ

 まだ押し入れから色々なものが見つかる。ディスクカメラで撮ったプリントがなぜか1枚だけ出て来た。どこかにネガも残っているはずだがまだ見つからない。プリントをスキャンして、BELL14、Donkey110 の写真と並べてみた。

 写真左:猫。BELL14。ミゼットフィルム(16mm幅裏紙付き14x14)。粒子が荒れているのは現像の、周辺が流れているのはレンズの問題。いわゆるサービス版以下の画質。説明書に「写真屋さんで引き伸ばしてもらえます」とあったがDPEに出す勇気はなかった。以前ここの日記にプリントのスキャンを上げているが、今回ネガを複写反転してみた。こちらの方が諧調が出ている。5本50枚撮って写真になっているのは20枚あるかどうか。ミゼットフィルムは最近復刻させたところがあるようだ。

 写真中:ショーウィンドウ。Donkey mini110。110フィルム(16mmカートリッジ13x17)。いわゆるハリネズミカメラと同類。レンズは案外しっかりしていて意外なほど解像感がある。少なくともQV10には勝ってるかな。今回はネガカラーからのプリントをスキャン。少し滲んでいるのはASA100では露出オーバーか。他のコマでも結構白が飛んでいた。ウィンドウに合わせてフレーミングしたはずだが、左1/4くらいが(ラボの関係で?)切れた。110フィルムもどこかで復刻させたとか。

 写真右:横浜駅。ミノルタ ディスクカメラ5。ディスクフィルム(カートリッジ入り円盤フィルム 8.2x10.6)。このカメラ、調べてみると露出は一般とフラッシュ、ピントは通常と近距離の切り替えのみで、他の2つと大差無い。CDなどの円盤媒体が流行った頃にそれに乗っかっただけの規格に見えたが、ミノルタはAPSにも付き合っている。商売熱心と言うか懲りないと言うか..。さすがに粒状性は一番いいが、悪条件でどれほど写ったのか記憶が無い。

 写真なんて条件さえ良ければ基本綺麗に撮れるもので、暗いとか、遠いとか、近すぎるとか、をなんとかするのがカメラの役割だ。この3枚はどれも晴天下で撮っており結果に大きな違いは出なかった。 110 とディスクはフォーマットに合わせて専用の乳剤を使っていると思うが、それに比べるとミゼット(しかも当時モノ、しかも大雑把な自家現像)は分が悪い。 Donkeyの解像度に改めて驚いた。貴重なひとつなのでバラせないが、どんなレンズが入っているのか見てみたい。
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