mixiユーザー(id:2760672)

2016年10月13日19:05

468 view

シグマとタクマーの 28-80

 このところシグマとタクマーの 28-80 を集中的に使っている。天気に恵まれないのでなかなか思うような写真が撮れないのだけど。

 そもタクマーは手抜きの輸出バージョンだの子会社が作っていて PENTAX を名乗れないだの言われているレンズ。方やシグマは安キットに利用される安かろう悪かろうのイメージで見られがちなレンズ。この2つを比べたところでなんなんだ、ってことになるのだけど、これがなかなか面白かった。今回はそれぞれ真反対のイメージになった作例を。

 写真左:信号機。まぁ見事な青が出た。設定はデフォルトの「鮮やか」のまま。比べてみれば多少ノッペリして暗部が浮いているような感じもあるが、こと青空に関しては良く出来ました。線が細くてあっさり寒色系のシグマとは思われない「どてっ」とした写真。

 写真右:猫。等倍で見てもヒゲが奇麗に解像している。風景を撮るとてんでだらしなくなるタクマーだが近距離はなかなかのもの。ボケも奇麗である意味正統派のスナップレンズと言えるかも知れない。これであと50cm寄れたらなぁ。

 ネットでシグマ28-80のファンは意外に多い。特にマクロの写りは秀逸で、そのためだけに使ったっていいと思う。ジャンク箱にゴロゴロしていてかなりお買い得。タクマーもその出生について色々言われる割にはレンズそのものに悪い評価を下している人をあまり見ない。案外みんな写りに満足してるんじゃないか。

 数万も出して四隅が流れるレンズだったり1mも寄れないようなレンズだったりしたらコノヤローって気になるが、これだけ安く手に入るならおんなじようなレンズをゴロゴロ持ってみるのも面白い。広角と望遠で探す被写体が変わるように、描写傾向の違うレンズは選ぶ被写体も変わってくる。どちらもオールマイティとは行かないだけに、交換しがいがあると言うものだ。サードパーティ製のレンズはカメラの楽しみを広げてくれるものと再認識した。
0 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する