mixiユーザー(id:2760672)

2016年09月26日14:13

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E-Lucky 75/4.5

 ヤフオクで中望遠候補を探していて引き伸ばしレンズという手を思いついた。ネットで検索してみると既に多くの人が試しており常用している人までいるらしい。修理すれば使えるかも知れない蛇腹カメラをバラすより、使い道の無いレンズを活用した方が良かろうとラッキーの 75mm を落札。ヘリコイド接写リングでは無限遠が出なかったのでタクマー50/1.4 の鏡胴を使った。(写真左)

 さて景色を撮ってみると解像度はそこそこだがコントラストも鮮度も低く色味が変。ボケが汚いのは予想出来たが全体に期待を下回った。当時ラッキーの引き伸ばしレンズはオマケ扱いだったが実際その程度のものだったのか。そも(パンクロではない)モノクロ印画紙を想定しているとしたらカラーに向かない可能性もある。(写真中)

  75mm の引き伸ばしレンズは 6x6 辺りのネガを伸ばすためのもので、だとすると 35mm用より拡大率が低い=撮影倍率が高いところがおいしいのではないかと考えた。そこでタクマーの鏡胴にさらに接写リングを付けてみると、やっと実力を発揮し始めた。この距離ならボケも悪くなさそうだ。(写真右)

 ただ花や虫が被写体ならこれくらい撮れるレンズは珍しくない。歪曲収差が無く平面性に優れる引き伸ばしレンズは、フィルムや切手など平面のものを、数分の一から等倍付近で撮影することに向いていると思われる。...なんだベローズレンズ(ヘリコイドなしのマクロレンズ)と同じだ。むー。風景やスナップは無理かなー。ヘリコイド接写リングに付けて無限遠の出ないマクロレンズとして使うのが正解?
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