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2016年05月18日11:09

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K-01 に DAL18-55 を買う

 やっぱり換算 28mm くらいの広角が欲しい... A以降のレンズラインナップがまるで分からないのでだらだらとヤフオクを眺めると、18-55 というのが目に止まった。すげーな 18 スタートのズームだよ、と思ったらこれがえらく安い。どうやらキットレンズらしい。出来ればズームは避けたいのだけど、この値段ならちょっとお試しと開始価格で入札、そのまま落ちた。

 135換算で 28-80 くらい。調べると光学系はペンタ初代デジタルである istD 時代からのもので、まぁ古いと言えば古いのだが、決定的な欠点が無い証拠とも言える。ネットの評価は「クソ」から「キットの割によく写る」まで様々。デザインは F や FA と違って精悍だが、DAL の L はラグジュアリーでもリミテッドでもなく廉価版を意味するらしい。確かに裏から見たプラマウントはちょっと悲しい。距離指標も絞り環も無く、これを K-01 に付けるといよいよコンデジ気分だ。

  K-01 で 18mm (28mm相当)の画面を見て最初は愕然とした。そこにあるのはファインダーの「向こう側の景色」。自分がカメラの中に入ったような、自分自身がレンズになってしまったような、あのダイナミックな広角のパースペクティブなんか微塵もない。これじゃぁ広角が風景切り取りレンズになっちゃう。こんなんで写真を撮れる自信が無い。

 一眼レフが恋しいのも確かだが、フィルム時代のあの素晴らしいファインダーはもうどこにも無い。うちには弟に押し付けられた 28-80付き kiss があるが、「こんな洞窟みたいなファインダーで写真が撮れるかい!」ってんでついに一度もフィルムを通さないまま今も押し入れに眠っている。 APS-C は言うに及ばず、フルサイズのデジタル一眼レフも似たようなものらしい。

 なんだかんだ言いながらも10分ほど近所をウロウロすると、28mm の画角の感覚が戻って来た。 35mm にクリックがあれば便利と思うけど、そんな事言うのは私くらいか(笑) どうも水平が取り辛いのは液晶のせい? 学生時代は 28-50 に憧れたもんだが、やっぱりこの画角は便利だ。逆光にも強い。広角側の遠景が弱いのと歪曲収差が少し気になるけど、スナップには十分だと思う。 AL は非球面レンズだそうで、私らの頃は夢の技術だ。いやー、キット買った人は凄いもんが付いてくるんだな。これ1本で十分な気がして来た。
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