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mixiユーザー(id:2760672)

2016年02月28日13:29

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クリアショットMを買う&バラす

 ジャンク箱にえらくシンプルなフィルムカメラを発見。ガラクタかと思ったらフジのだった。写るんですのフィルム交換バージョンっぽいけど巻き上げレバーもフラッシュスイッチも無い。ピント調節機構も無いから多分パンフォーカスだろうけど、面白いレンズが付いてそうなので 216円でお買い上げ。

 調べてみるとフジのフィルムカメラとしてはかなり末期まで作られたもので、3群3枚の29mm/F5.6 付き(ビンゴ!)。 自動巻き上げ巻き戻し(プレローディング?)のストロボ自動発光、ピント固定、シャッターは単速? 露出はどうなっているのか分からない。昔のカメラとは力の入っているところがまるで違う。フィルムに自信があるのかも知れない。ネットで作例を探すと周辺光量落ちが激しく「まるでトイカメラ」と一部で大絶賛(笑)

 昔フジに A201という 200万画素のデジカメがあって、バリア開けてパチリのパンフォーカスなのに実によく写った。フジのサイトを見ると クリアショットu と言うのが A201 のそっくりさんで、やっぱり同じ系譜なんだろなと思う。フジペットの流れを汲むフィルム会社らしいカメラとも言えるし、遡ればコダックのボックスカメラが祖先か。コニカの使い切りにも面白いのがいくつもあるらしい。お、クリアショットS のレンズは26mm。探してみたいな。

 実力ある会社がこの手のカメラを作るとたまにいいものが出来る。無理に小型化しないとか単純なレンズ構成とかが奏功するのだろうが、「安く確実に」という明確な命題の結果だろうとも思う。製品でも芸術でも逸品を作るのはいつだって制約だ。スペック満載カメラを横目にパンフォーカスでちゃちゃっと作品をものにしてしまう小気味良さ。小さくて格好のいいカメラはモノとしての魅力が満載だが、こういう気負ったところの無い名品(かどうかはまだ分からないが)もまた嬉しい。

  電池とフィルムを入れても動かないので早速バラす。(後世の人たちに「ミラーレスが出た時に貴重なフィルムカメラが片っ端から壊されたんだ」とか言われたりしないかな..) ほぼ全てがネジ止めのプラスチックで綺麗にバラけるが、露出調節機構は見つからなかった。 cds のようなものはフラッシュ自動発光用だろうか。結局「モーター巻き上げフィルム交換式写るんです」だった。レンズボードの穴が小さめで、いわゆる「トンネル効果」の原因はこれかもしれない。設計ミス? 狙った? レンズ、銘板、逆ガリレオ式ファインダー、ハンドストラップを回収。

 一眼レフのマウントにあてがってもまるでピントが来ない。ミラーすれすれまで突っ込んでも焦点が合うのは数センチのところ。写りはミラーレスを入手してのお楽しみ。

 そも私がカメラに興味を持ったのは、「ここに虫眼鏡を付けたら写真が撮れるじゃん!」だった。「ここ」とは一眼レフ前面にぽっかり開いたマウントのことで、HyperCard で言うと XCMD インターフェースだ。もしうちにあったのがレンズシャッター機だったら私はカメラをブラックボックス(まさに暗箱)と捉え興味を持たなかったろう。その後ペンタックスにピンホールやおもちゃのレンズを付けてみたが作品となるようなものは撮れなかった。またミラーが邪魔で短い焦点距離のレンズを使えないのも不満だった。だからミラーレスは小学生以来の私の夢を実現してくれるオモチャなのである。

 ちなみに私の父はカメラに何の興味も持たない人だが、その父に一眼レフを買わせたのは、子供の頃にカメラの蛇腹を破って中を覗いてしまった叔父さんだ。結局私のカメラ好きはおじさんの影響ということになる。私の初めての望遠体験は叔父さんのニコンFに付けた135ミリだったし、ゼンザブロニカも一度借りたことがある。私がベラミで写真を撮っていたら、コンタックスのコンパクト(G3?)を自慢げに持って来た。

 さてミラーレス欲しいの気分が高まっているが、どういう種類があるのかほとんど把握していない。広角が使いたいとなるとなるべく大きめの撮像素子が欲しいところだが、お安く遊ぶにはマイクロフォーサーズ(以下 MFT)か APS-C と言うことになるらしい。 MFT は 110 くらいと小さいが実は APS-C もハーフサイズ以下。いわゆる「35ミリ換算」をしてみると、38ミリを付けた場合の画角は MFT で 65、APS-C は 57ミリ相当になる。アスペクト比を揃えたせいもあるが、案外差がない。

 最初は手持ちのレンズも使える K-01 がいいと思っていたのだが、あの構造ではミラーボックス(?)やマウントが邪魔で、短い焦点距離のレンズを付けたりレンズを傾けたりの遊びがやりにくそう。あとフォーサーズ一眼レフも調べてみたが、驚いたことにとっくに終わってた。お陰で中古ボディが安くなっているが、ミラーがある以上標準レンズ程度(つまり30ミリくらい)のバックフォーカスが必要なはずで、ならばメリットは無い。やっぱり MFT の初期のを試しにひとつ買ってみようか。

 現在手元にあるレンズはニューキャノネットQL17の 40/1.7、オートボーイスーパーの 40/1.9、ヤシカオートフォーカスの 38/2.8、コニカMT-11の 35/2.8、クリアショットMの 29/5.6。 MFT で広角と言うと 24ミリ以下のレンズが必要になるが、そんなレンズはなかなか見つからない。ハーフサイズでも多分30ミリ前後、126やボルタも案外長めのが付いている。 APS が狙い目かなとも思うが、大抵はズームが付いている。あとは Anny-10 の50/8、BELL14 の 25ミリ?、コーワKid の70/11 が手元にあるが、そもフィルム面が湾曲したカメラのレンズは中心部しか使い物にならない。どこかで湾曲したセンサーか補正レンズ作らない?(笑)
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年03月02日 06:33
     バックフォーカスの短いレンズはデジタルのセンサーに不向きであることは知っていたが、せいぜいが周辺光量落ちになるだけだろうと思っていた。ところが偽色のようなものが出る場合があると言う。うーむ。それヤだなぁ。

mixiユーザー

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