「フィッシャー･キング」

　…正午まで、アルバイト。今日は寒かったぁ〜。

　帰宅後、DVDでﾃﾘｰ･ｷﾞﾘｱﾑ監督の｢フィッシャー･キング｣を観ました。



　☆「フィッシャー･キング」(1991)監督 ﾃﾘｰ･ｷﾞﾘｱﾑ 出演 ﾛﾋﾞﾝ･ｳｨﾘｱﾑｽﾞ､ｼﾞｪﾌ･ﾌﾞﾘｯｼﾞｽ､ﾏｰｾﾃﾞｽ･ﾙｰﾙ､ｱﾏﾝﾀﾞ･ﾌﾟﾗﾏｰ､ｷｬｼｰ･ﾅｼﾞﾐｰ､ﾃﾞｳﾞｨｯﾄﾞ･ﾋﾟｱｰｽ､ﾏｲｹﾙ･ｼﾞｪｯﾀｰ､ﾗﾗ･ﾊﾘｽ､ｸﾘｽﾁｬﾝ･ｸﾚﾒﾝｿﾝ

　過激なトークで時代の寵児として君臨したスーパーＤＪのジャック･ルーカスは、放送中に発した不用意な言葉がもとで忌まわしい事件を誘発し、奈落の底へ転落する。
　また、教授だったというヘンリーは、３年前のある悲劇的事件に見舞われてから人が変わり、過去を捨ててホームレスとなった。
　共に精神に深い傷を負った男たちは、ニューヨークの底辺で出会い、奇妙な友情で結ばれる……。


　…２度目の鑑賞。

　聖杯伝説の「漁夫王」( ﾌｨｯｼｬｰ･ｷﾝｸﾞ ) と聖杯のエピソードをモチーフに描かれたファンタスティック･コメディ。
　…つうか、テリー･ギリアム流のラブストーリーです。やっぱり、どこかヒネくれてます！(笑)


　テリー･ギリアムが初めて脚本に携わらず ( 脚本･リチャード･ラグラヴェニーズ )、監督のみに専念した作品なので、いつものテリー･ギリアム映画と少しばかり毛色がチガイマス。
　とは言え、随所にギリアム印しは濃厚です！

　…やっぱり、ホームレスや精神病患者たちに寄り添っちゃうんですよ、ギリアムは。(笑)

　マイケル･ジェッター扮するホームレスの女装のキャバレー歌手が、強烈な印象を残します。


　『アモール　ビンチオムニク
　　　　　　　　　　( 愛はすべてを征服する ) 』